ひとり起業するなら必須の情報発信は自分の思う10倍くらいでちょうどいい

起業準備中や起業して間もない頃は、まずは世間に自分や自分のビジネスを知ってもらうことが重要です。ただ、自己主張が控えめな人目気にしいさんは、「あまり伝えすぎても嫌がられてしまうかな…?」などと考えるかもしれません。そのあたり、実際はどうなんでしょうか。
情報発信は「してもしてもし足りない」
昨日、インターネットラジオにゲストとして呼んでいただき、人生初のラジオ収録を行いました。番組に呼んでくださったのは以前からの知人なのですが、収録のための事前ヒアリングのときにこう言われました。「え?!証券会社で働いてたの?知らなかった!」それを聞いて私も、「え!知らなかったの?!」
お互いにこれまで十分いろんな話をしていたつもりだったのですが、それでも知られていないということに驚きました。情報発信は自分が十分だと思っていても、まだその10倍くらいは必要なんだなと改めて感じました。
そもそも世の中の99.9%はあなたに興味がないどころか、存在すら知らないんですよね。情報発信は「してもしてもし足りない」くらいに考えておいてちょうどいいのかもしれません。
ひとり起業に自己開示は必須中の必須
「でも、ビジネスの内容を知ってもらう必要はあっても、前職がどうとか、自分自身について知ってもらう必要はないのでは?」と感じる方もいらっしゃると思います。結論から言えば、ひとり起業をするなら、あなた自身の自己開示は必須中の必須です!!
証券会社にいたときよく言われていました。「証券は命の次に大事なお金を預かる仕事だ」と。それくらい大事なお金を、どんな人かも分からない人に払いますか?払いませんね。仕事や趣味・これまでの人生の苦労などに共通点を持っているあなたが、自分のなりたい姿を実現しているとき、人は「その理由が知りたい」と思うのです。
ここからが大事ですが、もしあなたが人目気にしいさんで自己開示が苦手だと感じているなら、そこは起業するにあたって必ず乗り越えなければならないハードルとなります。
そうは言っても、私も最初から躊躇なく自己開示できていたわけではありません。そこにずっと悩み苦しんできて、それがきっかけで「人目気にしいさん専門起業コーチ」という仕事を始めました。
いかがでしょうか?「自分の思う10倍発信してちょうどいい」と考えておけば、自己開示のブレーキを少し緩めることができるのではないでしょうか。
Open Heart Question
自己開示においてブレーキがかかっているのはどの部分ですか?
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