2年半前の夢が叶うのに自信は関係なかった

本日2018年3月10日発売の、人間関係やメンタルケア等を扱う雑誌『PHPスペシャル』の4月号で、人目気にしいさん専門起業コーチ鶴澤翔子のインタビュー記事を掲載していただきました。特集「「気にしない」自分になれるヒント」のなかで取り上げていただきます。
今回、雑誌に掲載いただくのは初の経験でとてもうれしく思っています。喜びに浸りながらも、私にとってこの現実は約2年半前の2015年8月にイメージしたものとまったく同じだということにふと気がつきました。
私にとっては、イメージしたことが現実になるということを、これまでで最も長いスパンのなかで感じた体験でした。そこで、今回は「私にはきっと無理だ」と考えることがどんなに的外れかということをお伝えしたいと思います。
完全に自信を失っていた頃に見出した希望と自己否定
私がコーチングを学び始めたのは、約3年前の2015年初めでした。最初は独学から始め、メンターのコーチと出会い、コーチングを受け始めたのが2015年の8月でした。私はそのとき証券会社での仕事でダウンしてから日の浅い頃で、自信を完全に失っていた頃でもありました。
そんななか、ぼんやりと「コーチという仕事で生きていきたい」という希望を見出し始めた頃でもありました。でも、経験もない、お金もない、人脈もない、さらには会社での仕事もままならなかった私なんかに、新しく仕事を立ち上げるなんてことができるだろうか?私は何を考えているんだろう?そんな夢みたいなことを考えて、馬鹿じゃないのか?私の心には、そんな自己否定が絶え間なく浮かんでいました。
「馬鹿馬鹿しい。なに夢みたいなこと言っちゃってんの?」
コーチングの中では、自分の未来についてイメージするワークを行いました。将来なりたい自分になりきって、コーチからインタビューを受けるというものでした。私はコーチになった自分としてインタビューに受け答えしました。
その中には、「今日の予定は?」という質問があり、私は「午前中に雑誌から取材を受け、午後はセミナーを開催します。夜はコーチングセッションが2件入っています。」というような回答をしました。その間、「馬鹿馬鹿しい。なに夢みたいなこと言っちゃってんの?」という、私を否定するもう1人の私の声が鳴り響くように感じました。
しかしその後、私は実際にセミナーを開催したり、コーチングセッションを行ったりするようになりました。そしてこの度、実際に雑誌から取材を受け掲載されるに至りました。イメージしたことは現実になるというのは、本当にそうなのだということを実感しています。
”私にはきっとうまくいかない”なんて、それこそ根拠がない
自己否定のあなたは、あなたに向かって盛んに言うかもしれません。「お前には無理だ。うまくいかない。やめておけ。成功する根拠もないのに。」そういうときは、次のように言い返してみてください。「”私にはきっとうまくいかない”なんて、それこそ根拠がない!」と。
”きっとうまくいかない”なんて、本当にただ単にいじけているだけ。どこにもそんな根拠はないんですよ。世界は常に動いていて、いじけて踏み出さなかった今日も、描いた理想に向けて今できることを始めた今日も、同じように過ぎていきます。
人生は長くないのです。できることから始めてみませんか。少しでも、「私にはきっと無理だ」と考えている方の勇気になれば、こんなにうれしいことはありません。
Open Heart Question
3年後のあなたの一日はどんな予定ですか?
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