人目気にしいさんは要注意!目標の立て方で2018年の起業が変わります

年末に入ってきて、そろそろ来年の目標を考える時期。控えめな人目気にしいさんは、自分の価値を低く見積もってしまう傾向があります。目標を立てるときも、人に宣言するのはつい低めに言ってしまう…なんていうことも。でも、あるポイントを押さえて立てた目標は、あなたの来年に大きな影響をもたらします。
まずはどんな目標を立てるか
年末ということで、最近のセッションではクライアントに今年を振り返ったり、来年の目標を聞いたりしています。その中で、私から見てもっと大胆に目標を立てていいのになあと感じることがあり、あるクライアント(以下Aさんとします)には次のようなリクエストをしました。
私「来年は思い切って○○も目指してみるのはどうですか?」
Aさん「○○が達成できたらそれはうれしいですが…まだ自信がないです」
私がそんなリクエストをしたのには理由があります。私には、Aさんにはすでにその目標を達成するに十分な力があると感じていたのです。でも、Aさん自身はそう感じていなかった。
そこで私は率直にフィードバックを行いました。「私には、Aさんが自分の力や価値を低く見積もっているように見えます。」するとAさんは、「たしかにそうかもしれません」と言って、私のリクエストした目標にチャレンジすることを決めました。いったんそこを決めると、「ではどうやったら達成できるか?」というアイデアがより幅広く出るようになりました。
「決める」ことによる効果
「叶ったらいいな」というただの願望を言って一時的にいい気分に浸ったり、いかにも達成できそうな低い目標を掲げて達成感を味わったり。目標を立てるとき、概してこういう立て方をしてしまいがちです。
もしかしたらそれもひとつの目標の使い方なのかもしれません。でも、より目標の本領が発揮されるのは「決める」というところにあると私は考えています。
たとえば、何かイベントの企画を立てようとしたとき。まずはやるということを決めますよね。そして日取りや場所を決めます。企画のメンバー集めや実際の企画の内容、準備すべき物事…こんな風にいろんなことを決めていかなければ、最終的にイベントを開催することはできません。しかし、それらを決める大もととなった決断は、そのイベントを「やる」という決定なのです。
せっかくなので、来年の目標は「決める」ところまでやってみてください。最初は「こうなったらいいな」というレベルで想像を膨らませる形で大丈夫なので、本当に目標として定めようという段階になったときには「来年必ずこれを”やる”んだ」と決めてください。そこを決めることで初めて、現実的に「ではそれをやるためにはどうするか?」という案へと落とし込むことができるのです。
いかがでしょうか?どのような気持ちで目標を決めるか。来年の勝負はもう始まっています。ぜひ自分の持つ力や価値を信じて、チャレンジャブルな目標を立ててみてくださいね。
Open Heart Question
来年のあなたは何を達成しますか?
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