あなたの行動が定着しない理由―必要なのは常識にとらわれない自分流カスタマイズ

2016.10.15 (土)

 

いろんな仕事術や自己啓発の書籍を読んで、どうしたら行動できるかアレコレ試してみるけどうまくいかない。そんな風に悩んでいませんか?

人目を気にしやすい方は、「こうでなければいけない」という感覚にとらわれやすい傾向があります。

行動を続けるためには、一度常識をとっぱらい、やり方を自分だけのためにカスタマイズする必要があります。

 

外山滋比古さんの『思考の整理学』(ちくま文庫)という本でおもしろいと感じたアイディアがあります。

 

「朝飯前」とは実際、頭の回転がとても良くなる時間帯。夜うんうんと悩んでいたことが朝は即答できる。

だから、朝ご飯は食べずにブランチ(朝昼兼用の食事)をする。考えごとはその前に集中してやる。

食事をしたらそのまま布団に入って寝てしまう。すると、起きたときから夕食前までがまた「朝飯前」になる。

そうすれば一日を二回経験できる。(引用ではなく、ざっくりとした私の要約です。)

 

人によってこのやり方がフィットする方もしない方もいると思います。でも、外山さんにとってはベストなのでしょう。

また、一般的に「昼寝はサボり」というマイナスイメージがあると思います。そうした常識にとらわれずに、自分に合ったやり方を選ぶということです。

 

私はビールが大好きで、どちらかというと朝活派です。

夜は集中できないなと感じたら、スパッと仕事をやめてビールを飲みます(笑)。

1杯くらいなら、一人作業の仕事を再開する分にはまったく支障がありません。むしろ休んだことで集中力が高まります。

それでもやる気が出なかったらもうその日は寝て、次の日の朝(夜中?)3時くらいから起きてやることもあります。

多くの人は、「お酒飲んで仕事するなんて」とか「朝3時からやるなんて」と思うかもしれませんが、私にはそのやり方が合っているからいいんです。

誰が何と言おうと、自分がいいからいいんです。

自分にとってどんなやり方が最も適しているかは、実は自分が一番知っているんですね。

自分はどんな環境や習慣を作ってあげるとやりやすいのか?常識にとらわれず自由に考えてみてください。

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オンワードミッション川崎 代表/ライフコーチワールド(R)認定ライフコーチ/人目気にしいさん専門起業コーチ 1989年福岡県生まれ。お茶の水女子大学文教育学部(社会学)卒業後、一部上場の証券会社で営業を経験するも、長時間労働と成績不振で精神的に自分を追いつめ退職。当時の自分を救いたい一心で心理学を勉強するうちにコーチングと出会い、2017年にライフコーチとして起業。現在、スモールビジネス立ち上げ期の自信や覚悟を支えるパーソナルコーチとして活動。半年以上継続したクライアントには、現在全国を回る講演家や経営コンサル等がいる。メディア掲載実績:『PHPスペシャル』2018年4月号・特集「「気にしない」自分になれるヒント」にてインタビュー記事掲載。

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