「あなたのためを思って…」いったん脇に置いておくべきアドバイスの見分け方

2016.12.04 (日)

 

昨日は、「人目気にしいさんの事始めブースター講座」というセミナーを開催しました。

人目を気にしてしまう方が新しいことを始めるときに感じる心理理的抵抗をどう乗り越えるかをテーマにしました。

昨日の回は将来の起業に向けて活動されている方7名に来ていただきました!

その中で、「自分にエネルギーを与えてくれる人や活動を見極めることが大事」だとお伝えしました。

逆に言えば、自分のやりたいことに対してモチベーションを下げるような人・活動は、自分の活動に自信が持てるまでは避けておくのも大事です。

 

参加者同士の体験シェアのなかで、「”働きすぎなんじゃないの?”という”親からの心配の電話が仕事へのやる気をそぐ」という話をしてくださった方がいらっしゃいました。

心配してくれているのは分かるんだけど…。

 

実はこの「モチベーションを下げる言葉」は、かなり分かりづらい形でもやってきます。

その典型がこの「心配」です。

言った本人は、本気で心配してくれているのかもしれないし、もしかしたらその言葉を使ってあなたを自分の都合のいいようにさせようとしているのかもしれません。

いずれにせよ、「あなたのためを思って」という形でやってくるので、特に聞き入れなければいけない意見のように感じてしまうのです。

 

あなたの力を信じてくれる人からは心配されることがありません。

だから、心配されると自分が信頼されていないように感じます。

もしくは、自分自身が心配されなくてはいけないような弱い存在なんだと感じさせられます。

そのことで、何かに挑戦しようと思っていても、”やっぱり私には無理かもしれない”という感覚に陥ってモチベーションが下がってしまうのです。

 

聞き入れるべきアドバイスというのは、かなり的確であることが特徴です。

言われた後に、「そうか、そこが足りなかったのか。自分では気づかなかった。やってみよう!」と納得感があり、やる気を上げてくれるものであるはずです。

もしむやみに自分の価値が小さく感じられるようなら、その意見がどんな形式をとっていたとしても、一度脇に置いておくべき意見かもしれませんね。

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オンワードミッション川崎 代表/ライフコーチワールド(R)認定ライフコーチ/人目気にしいさん専門起業コーチ 1989年福岡県生まれ。お茶の水女子大学文教育学部(社会学)卒業後、一部上場の証券会社で営業を経験するも、長時間労働と成績不振で精神的に自分を追いつめ退職。当時の自分を救いたい一心で心理学を勉強するうちにコーチングと出会い、2017年にライフコーチとして起業。現在、スモールビジネス立ち上げ期の自信や覚悟を支えるパーソナルコーチとして活動。半年以上継続したクライアントには、現在全国を回る講演家や経営コンサル等がいる。メディア掲載実績:『PHPスペシャル』2018年4月号・特集「「気にしない」自分になれるヒント」にてインタビュー記事掲載。

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