自力が美学になっている人は要注意!人に頼むのが苦手の奥にある思い込みとは?

2018.01.07 (日)

人目気にしいさんは、人に助けてもらったりお願いをしたりするのが苦手。でも、初めて取り組む起業準備で、人に助けてもらうことは必須かつ重要なスキル。人に助けてもらうことで、自分だけでは思いつきもしなかった新たな道が開けたり、進むスピードを速めたりすることにつながります。今回は、人目気にしいさんが人の助けを借りるのを阻むあるビリーフ(思い込み)について考えます。

 

幼い頃から言われてきたあの言葉

 

あなたは、自分のことを「デキる」って思っていませんか?「そんなこと思ってない!」という声が聞こえてきそうですが(笑)、無意識にこんなビリーフを持っている心当たりはあるのではないでしょうか。

 

それは、「自分1人でできるのが立派だ」というもの。私の幼児期、テレビでは「ひとりでできるもん」という料理番組や、1人でパジャマを着替えたり歯磨きしたらほめてもらえたりする番組が放送されていました。こんな風に、幼い頃1人でできるとほめられるみたいなことって教育の場面でよくあったと思うんですよ。

 

そういう影響があるかどうか調べたわけではないのですが、そんなところから私たちはいつの間にか「自分1人でできるのが立派だ」というビリーフを身につけているのかもしれないと思います。そこから派生して、

 

  • ・助けてもらわなきゃいけない非力な自分はかっこ悪い
  • ・こんなことも自分でクリアできないなんて努力不足だ
  • ・人に迷惑をかけるのはよくない

 

などの考えを無意識に持つようになると、人に頼むのは悪徳になってきますね。まあ、こうやって改めて並べると、どんだけ自分がデキると思ってるんだって感じですよね(笑)。

 

「1人では何もできない」を前提にしてみる

 

1人でできるのがかっこいい時代は終わりました。たとえひとり起業であっても、本当に1人では何もできません。そのビリーフを変えてみましょう。たとえば、「私は1人では何もできない人間だ」という前提に立ってみる。もし最初からそう思っていれば、

 

  • ・断られたらどうしようなんて考える前に、助けてもらわなきゃしょうがない
  • ・かっこ悪くたって、助けてもらわなきゃしょうがない
  • ・助けてもらうのがありがたくてうれしくてしょうがない

 

こんなあり方に変わるはずです。そして、そうやって素直に助けを求められる自分のことをかえってかっこいいと感じることができるかもしれません。

 

 

 

いかがでしょうか?どんどん周りの人に助けてもらって、愛される起業家をめざしましょう。

 

 

Open Heart Question

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オンワードミッション川崎 代表/ライフコーチワールド(R)認定ライフコーチ/人目気にしいさん専門起業コーチ 1989年福岡県生まれ。お茶の水女子大学文教育学部(社会学)卒業後、一部上場の証券会社で営業を経験するも、長時間労働と成績不振で精神的に自分を追いつめ退職。当時の自分を救いたい一心で心理学を勉強するうちにコーチングと出会い、2017年にライフコーチとして起業。現在、スモールビジネス立ち上げ期の自信や覚悟を支えるパーソナルコーチとして活動。半年以上継続したクライアントには、現在全国を回る講演家や経営コンサル等がいる。メディア掲載実績:『PHPスペシャル』2018年4月号・特集「「気にしない」自分になれるヒント」にてインタビュー記事掲載。

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