「やめるべき?」人の意見に揺れるとき自信を持っていい理由
この仕事は自分に向いているのか?
やりたいことを人から「やめておけ」と言われて急に不安になった
自分で選んだ道にいまいち自信が持てない
そんな風にモヤモヤしていませんか?
人の目が気になる”人目気にしいさん”は、自分の直感を信じることができず、人の意見に揺さぶられてしまうことがあります。
せっかく自分で選んだ道を早々にあきらめてしまうこともあります。
人が何と言おうと、自分はこれがいいと思った。
自信を持ってそう言えたら、今よりもっと前向きに行動ができるようになるかもしれません。
みんな、もっと自分の直感を信じていい。
今日はそんなお話をします。
「直感」というと、ちょっとつかみどころのない、怪しいもののように感じるかもしれません。
でも、これは人間の大事な能力の一つです。
人間の脳というのは、私たちが想像しているよりはるかに複雑な情報を処理しています。
直感も、これまでの膨大な経験や知識といった情報を複雑に処理して導き出されたものなんです。
そして、「自分のことは自分が一番よく知っている」ということは重要です。
私のコーチングでは、クライアントの強みや価値観を自覚するためのセッションを設けています。
普段のセッションの中でも、強みや価値観がどのように反映されているかを意識しています。
コーチングを受ける前から、はっきりと自分の強みはコレだ!私はこういう価値観だ!とはっきり分かっていることは少ないです。
でも、無意識にでも自然と強みを活かしたり、価値観に合う仕事をしたりしていることが多いなと感じます。
たとえば、「協調性」と「アレンジ(仕事を同時進行するのが得意)」が大きな強みである方。
営業マンとして様々な人とタイアップの企画を立てて、いろんなプロジェクトを同時に進めています。
ある人は、「自由」が重要な価値観であり、自分に裁量が大きいときに力を発揮するタイプの方。
この方は、完全歩合の仕事で大きなやりがいを感じています。
かくいう私も、「ポジティブ」や「最上志向(人の優れている面に注目する)」、「未来志向」や「達成欲」など、前向きに人の背中を押すのに強みとなる資質を多く持っています。
これを考えるとコーチ、しかも人の行動促進を強みとするコーチをやっているのも当然のように思えます。
つまり、自覚していないだけで、無意識レベルでは自分のことをよく分かっていることが多いんです。
だから、何かにピンときて、「いい」とか「これが私に合っている」と感じたとしたら。
その直感には一定の自信を持ってください。
人の言うことや、条件などももちろん考慮に入れるべきとは思います。
それでも、それに引っ張られて無用に落ち込んだり自信を失くしたりする必要はないんです。
◇◆オープンハートクエスチョン◆◇
直感的に言って、自分は何が得意だと思いますか?
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