文章力がない/人前で話すのが苦手でブログ・セミナーに踏み切れないときに思い出してほしいこと

ブログやセミナーを展開したいと思っていても、「文章力がなさすぎて…」「人前で話すのが下手すぎて…」そんな理由で後回しにしていませんか?そんなときは、もしかすると人が何かの技術を習得するときのプロセスを忘れてしまっているのかもしれません。
始めたときのレベルは?
たとえば、あなたがいますっかり熟達して、ほとんど何も意識しなくてもすごく上手くできることといったら、何がありますか?車の運転とか、乗り物系はけっこうそうかもしれませんね。私は車の運転はあまり上手くないんですが…(笑)、自転車くらいなら上手く乗りこなせます。
思い出してみてください。それを始めたとき、どれくらいのレベルだったでしょうか?私は小学校1年生のとき、初めて買ってもらったお気に入りの自転車に乗るために、猛特訓した覚えがあります。近所の友達に自転車の後ろを持ってもらって、「まだ離さないで!離さないで!!!」とか絶叫しながら。
何度も転びました。痛かったけど、初めて一人で乗れたときはすごくうれしかったのを覚えています。私がそうであるように、あなたもいろんな物事を、目も当てられないレベルから熟達させてきたはずです。
技術を身につけるために必要な覚悟とは?
物事を身につけるときに、必ず覚悟して受け入れなければならないことがあります。それは、下手でかっこ悪い時期があるということ。あなたはこんな経験ありませんか?テレビを見ていて、新しく出始めた俳優さんの演技や芸人さんのネタがすごく下手で…。
でも、しばらくすると、あれ?この人こんなに上手かったっけ?レベルが格段に上がっていることに驚くということが。努力家だなーと思います。その間に恥ずかしい経験やかっこ悪さを何度も味わいながら続けてきたんだろうと思います。
思い出してください。何かを新しく習得しようとするときのかっこ悪い経験、あなたもひとつやふたつあるはずです私なんか高校のとき、運動音痴のくせに無理してソフトボール部に入ったもんだから、キャッチボールを顔面で受け止めたこともあります(笑)。
「下手だな」「かっこ悪いな」と思われた分だけレベルが上がっている
大人になると、いろんなことが熟達してきます。新たに技術を身につけようとする機会もどんどん減っていきます。そうすると、技術の習得にはこういうかっこ悪いプロセスがあるんだということを、ついつい忘れがちなんですよね。
ブログで考えを文章にするとか、セミナーで人前で話すとかだって、これまでやってなかったのなら下手で当たり前。かっこ悪い時期を経験しないで上手くなろうなんて虫がよすぎるんです。
実際には、「下手だな」「かっこ悪いな」と思われた分だけレベルが上がっています。始めなければ今のまま。石の上にも三年という言葉があります。めげずに続けてみましょう。
Open Heart Question
始めたときのレベルはどうでしたか?
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