パワフルなあの人と自分を比べて途中で折れてしまう/原因となる思考パターン2つと対処法

2016.10.19 (水)

 

 

いつもパワフルに行動している人。うらやましいなあ~自分にはできない…なんて思っていませんか?

自分と人を比べて、なかなか一歩が踏み出せない。

ふみ出しても、すぐにやめてしまいそうになる。

そんなタイプの方は、少しづつでもいいので動きを止めないことを意識してみましょう。

そもそも、なぜこんな状況に陥ってしまうのでしょうか。原因となりやすい偏った思考パターンを2つ紹介します。

 

①白か黒か、0か100か思考

人目を気にしやすい方がはまりやすい思考パターンです。

「パワフルなあの人みたいには動けない。だったらやっても無駄だ。やめてしまおう。」

100できないなら何をやっても同じ。そういう感覚に陥ってしまうのです。

でも、実際には0と100との間には隔たりがあります。10でも1でもできることはあります。

0か100か思考は幻想です。

 

②そのときどきで、パワフルな人の例を引っ張ってくる

この前はあの人のあんな一面を見て、すごいな~と思った。

今日はこの人のこんな発言を聞いて、すごいな~と思った。

そうやってそのときどきで、そのときパワフルに行動している人の例を引っ張ってきていませんか?

そして、「ほらね。自分とは違う。私はダメだ。」という結論の材料にしているわけです。

はたしてあなたの目にパワフルに映っているその人は、四六時中パワフルであり続けているのでしょうか?

 

この二つの思考の共通点は、現実とは異なるところに焦点が当たっていることです。

こんなとき、疑いの気持ちが晴れれば一番ですが、いっそのこと無理にその気持ちを消そうとしなくてもいいのではないでしょうか。

その代わりカギになるのは、「加速しなくていいから、止まらないこと」です。

急発進するのが怖くても大丈夫です。とにかくゆる~くアクセルを踏み続けてみてください。

自分のペースで、気分が乗らないときはアクセルをゆるめる。

気分が乗ってきたらまた加速する。

溜まった洗い物も一つ一つ片づけていけば終わるのと同じで、少しづつでも進んでいけば目的地には近づいていきます。

 

あ、止まってももちろんかまいません。それも選択の一つです。

でも、一度止まってしまうと、また動き出すのにはかなりのエネルギーが必要なことを頭に置いておいてください。

実は少しずつでも止まらない方が楽なのかもしれません。

どちらにしても、「私はいつも私のペースで進んでいる」ということを忘れないでくださいね。

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オンワードミッション川崎 代表/ライフコーチワールド(R)認定ライフコーチ/人目気にしいさん専門起業コーチ 1989年福岡県生まれ。お茶の水女子大学文教育学部(社会学)卒業後、一部上場の証券会社で営業を経験するも、長時間労働と成績不振で精神的に自分を追いつめ退職。当時の自分を救いたい一心で心理学を勉強するうちにコーチングと出会い、2017年にライフコーチとして起業。現在、スモールビジネス立ち上げ期の自信や覚悟を支えるパーソナルコーチとして活動。半年以上継続したクライアントには、現在全国を回る講演家や経営コンサル等がいる。メディア掲載実績:『PHPスペシャル』2018年4月号・特集「「気にしない」自分になれるヒント」にてインタビュー記事掲載。

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