後悔や言い訳が減る「相談時の心得」

2017.02.08 (水)

人目気にしいさんのコーチ、鶴澤翔子です。

 

 

何か迷っていることがあるとき、安易に人に相談していませんか?

特に、

「あなただったらどうする?」「~するのってどう思う?」

というような聞き方をしているとしたら、少し注意する必要があるかもしれません。

 

その選択をして、最終的な結果を引き受けるのは自分以外にいないという事実を「完全に」受け入れていますか?

心のどこかに「決めてほしい」という気持ちがありませんか?

 

迷いを自分事としてとらえきれていないと、どこかの時点でうまくいかなくなったときに後悔が生まれたり、言い訳したくなったり、やっていることがちぐはぐになったりしてくる危険があります。

 

「そうは言っても、人の意見を聞くことは大事でしょ?」と思うかもしれません。

あくまで「相談」なんだ。人の意見を「参考」にするんだと。

人に相談し、意見を募って、参考にするのを否定するわけではありません。

経験がないことに挑戦するとき、それをすでに乗り越えてきた人の考えを聞くのは有効だと思います。

 

しかし、「人に聞いて終わり」になっていないかは意識する必要があります。

 

特に、相談相手が尊敬する人だった場合はより注意が必要です。

 

「この人がそのやり方で成功したから大丈夫だろう」

「この人が言うんだから間違いないだろう」

 

はっきりとそう思うわけではなくても、心のどこかに「決めてほしい」という気持ちがありませんか?

安易な安心感は思考停止を招きます。

いくら周りの人がそうだといっても、自分にとって違うなら違うんです。

そのやり方で成功した人がいたとしても、必ず自分にもそれが最適かどうかは分かりません。

その選択をして、最終的な結果を引き受けるのは自分以外にいないという事実を「完全に」受け入れられているかどうか。

自分のことであるのに、どこか他人事になってしまっていないか、一度意識を向けてみてください。

 

 

◇◆オープンハートクエスチョン◆◇

 あなたにとって、その選択をした先の最悪な結末とはどうなることですか?

その結末を受け入れる覚悟はできていますか?

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オンワードミッション川崎 代表/ライフコーチワールド(R)認定ライフコーチ/人目気にしいさん専門起業コーチ 1989年福岡県生まれ。お茶の水女子大学文教育学部(社会学)卒業後、一部上場の証券会社で営業を経験するも、長時間労働と成績不振で精神的に自分を追いつめ退職。当時の自分を救いたい一心で心理学を勉強するうちにコーチングと出会い、2017年にライフコーチとして起業。現在、スモールビジネス立ち上げ期の自信や覚悟を支えるパーソナルコーチとして活動。半年以上継続したクライアントには、現在全国を回る講演家や経営コンサル等がいる。メディア掲載実績:『PHPスペシャル』2018年4月号・特集「「気にしない」自分になれるヒント」にてインタビュー記事掲載。

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