スベるのを恐れずに場を和ませる笑いを取りたい!人目気にしいさん起業のためのダジャレ活用術

今回のテーマはダジャレ。スピーチのつかみ等に利用できそうですが、スベった場合を想像すると、人目気にしいさんには少々ハードルが高そうです(笑)。でも、普段からダジャレを活用している起業家によれば、ダジャレは意外にも、人目気にしいさんにも取り入れやすいコミュニケーションツールなんだそう。その理由を聞きました。
自己満足でなければ大丈夫
先日、ダジャレを積極的に取り入れているという起業家とお話しする機会がありました。その方によれば、ダジャレの核心は「愛と少しの勇気」(笑)。それさえあれば、誰にでも活用できるコミュニケーションツールなのだそうです。
「愛」とは、周囲に対する思いやり。人との関係を円滑にしたい、その場の空気を和ませたいといった「気遣い」や「思いやり」の動機に基づくものであれば、その気持ちは自然と周りに伝わります。
冷ややかな目で見られる”親父ギャグ”との違いは、自己満足かどうか。愛のある冗談は受け入れられます。ウケるかウケないかを気にしている人が多いけれども、実はそこは重要ではないんですね。
また、勇気が出ない場合には、「スベってなんぼ、ウケたらOK」のスタンスでいることが大事。スベることに対する恐怖を和らげられるので、勇気を出しやすくなるといいます。たしかに、もともとダジャレはスベってなんぼなところもあります。そういう意味で、実は人目気にしいさんにも取り入れやすいのかもしれません。
場のハードルを下げる効果
ダジャレが、思いやりの表現の一つとして利用できる理由はまだあります。ダジャレには、発言に対する場のハードルをグッと下げる効果があるのです。
よくブレインストーミングのコツとして、「こんなこと言っていいのかな?」と感じる発言も許そうというのがありますよね。あなたがしょうもないダジャレを言うことは、「こんなこと言ってもいいんだ」と他の人の発言に対するハードルを下げる効果があるのです。
人目気にしいさんはセミナーをやると、まだ慣れないうちは人前で話すことに緊張してしまうことがあります。そうすると、お客様にもその緊張が伝わり、なんだか場の空気が重苦しい…なんていう場面もありがちです(笑)。
そんなとき、最初のアイスブレイクにダジャレを考えるワークなどを入れてみてはいかがでしょう。変におもしろいことを言おうとしなくても、自然に笑いが起きて和やかな雰囲気になるのではないでしょうか。必ずしも個人で考えるのではなく、何人かで組んで考えるような形式にしてもいいかもしれません。
いかがでしょうか?ウケたかウケなかったかと結果を気にするのは自分を守りたいという自己中心的な考えです。そうではなく、その場をあたためたいという思いやり=外向きのエネルギーが大事だという原則は、私が普段伝えていることとも通じるものでした。人目気にしいさんこそ、ぜひ起業にダジャレを取り入れてみてくださいね。
Open Heart Question
その行動は自分を守るためですか?人を助けるためですか?
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