「でも」が邪魔して進めないなら、いっそ言い尽くしてしまえ!
先日、こんなご相談を受けました。
「やりたいことがあって、動き出したいと思ってるんです。でも、仕事のことを考えると…。」
「人の目なんて気にしてる場合じゃないって分かってるんです。でも…。」
その方は、「こうしたい」「こうなりたい」はある。
ただ、それを思うといつもその後ろに「でも…」が付いてくるのだといいます。
何かにつけて、でも、でも、でも。
もうそんなに「でも」って言いたいなら、いっそのこと言い尽くしちゃいませんか?
中途半端に小出しにするから、そのモヤモヤはいつまでも消えないんです。
紙にこんな言葉を20以上並べたワークシートを作ってみてはいかがでしょうか。
「 」したい。でも「 」だ。
作ったら、これを素早くたくさん埋めてください。
20で足りなければ、増やしてもう出てこなくなるまで出し続けてください。
あなたの行動を止めているものが何なのか、言葉にしてみてください。
そこから見えてくる恐れは、何に対する恐れでしょうか?
人間は「でも」の天才なので、「でも」を全て解決してから動き出そうとしたら、一生動くことはできません。
そもそも、動き出す前に不安や自信のなさがゼロになることなんて、ありえません。
だって、準備するから、練習するから、試してみるからこそ、不安がなくなったり自信が生まれたりするものだと思うんです。
ここらで、順番を変えて考えてみるのはどうでしょうか。
不安でもいい。自信がなくてもいい。
何か動いてみると、今までとまったく違った景色が見えてくるはずですよ。
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