起業初期の自己否定モードを変えるには―起業までの道のりは修行じゃなく探検だ!
起業に向けて、少しずつ行動を始めた。でも、毎日なんか苦しい。
そんな風に感じていませんか?
たとえば、自分のこれまでの人生を振り返って、自分にできることを模索している最中?
もしくは、うんうんとビジネスアイディアを練っている最中?
この時期って、下手すると本当に苦しいんですよね。
振り絞って振り絞って、それでも納得のいく答えはなかなか見つからなくて。
また振り絞って振り絞って、やっとこれだ!と思った考えを身近な人に話すと、すごーく冷めた反応をされてしまうとか(笑)。
そんな繰り返しで、前に進んでいる感じはしないし、やる気がどんどん落ちて行ったり。
だめだー!やっぱり私って意志が弱い!
だめだー!やっぱり私って何もない!
だめだー!やっぱり私って才能がない!
だめだー!やっぱり私って魅力がない!
だめだー!やっぱり私って頭が悪い!
こうやって、自分のダメなところばっかりあげつらって、起業準備の毎日を自分で苦しいものにしていませんか?
どんなに意志の強い人でも、自分のダメなところばかり責め立てられて、改善を要求される毎日なんて、きっとすぐに嫌になってしまうと思います。
会社に勤めていて、上司がこんな人だったら我慢するしかないかもしれないけど…。
せっかく自分の好きにやれるのが起業のいいところです。
どこに着目するかも自分次第。
自己否定モードに入って苦しくなってしまうくらいなら、ワクワクすること、おもしろい部分に目を向けてはいかがでしょうか。
人間は、楽しいことでなければそうそう続けることができません。
ただ、起業における楽しさって、ワイワイ遊ぶ楽しさとは違います。
「自分ってこんな一面があったんだ!」
「こうやったらもっと良いものができるかもしれない!」
「こういうものが受けるんだ、意外!」
そんな、好奇心と発見の連続。
それが起業準備中の醍醐味です。
特に、最初の最初は新しい発見の宝庫。
今まで素通りしてきたいろんな発見が、そこら中にゴロゴロしています。
自分を責めてばかりで、毎日を厳しい修行のようにとらえるか?
それとも、ワクワクする探検のような毎日ととらえるか?
同じ経験でも、どこに着目しているかによって、得られる学びの質がグンと変わってきますよ。
楽しさを引き出したいときに効果的な質問がコレ。
「今日の新しい発見と学びは何か?」
「これのどんな部分が自分をワクワクさせるか?」
「どうしたらもっと楽しんでやれるか?」
ぜひ、こうした質問を自分に問いかけてみてくださいね。
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