「好きなことが見つからない」それは”認めてほしい”を捨てられないからかも

2017.05.07 (日)

 

 

あなたは、「好きなことが見つからない」と悩んでいませんか?

好きなことに打ち込んでいる人を見て、「どうやって出会ったんだろう?」と不思議でならない。

そんな風に感じていませんか?

 

 

人の目が気になる”人目気にしいさん”は、「好きかどうか」の前に「良いか?」「できるか?」で判断しようとすることがあります。

結果、なかなか「好き」が見つからない。

 

 

人から認めてもらえる活動かどうか?

人から見てみじめでないくらいには上手にできることかどうか?

そうやって選り分けていては、出会える確率も当然少なくなってしまいます。

 

 

 

私がコーチングをすることにした理由

 

「なぜコーチングをやろうと思ったんですか?」

 

先日、私のコラムを熱心に読んでくださっている方とお会いしたとき、こう質問されました。

 

「読んでいて、そのところがあまり書かれていないので聞いてみたかったんです」と。

 

 

言われてみればたしかに、なぜコーチングをやることにしたかについてはあまり書いていなかったなあ…。

 

…というか、そんなにしっかり読んでくださってて、うれしすぎる…!!( ;∀;)笑

ありがたいことです。

 

 

実はその部分をあまり書いていないのには理由があるんです。

 

 

それは、本当にただの「フィーリング」だったからです(笑)。

 

 

 

コーチングというものを知ったとき、本当に瞬間的に、「あ、私これが天職だ」と感じたんです。

もちろん、細かい理由を上げるといろいろあるんですが、最終的にはそこに集約されるんです。

 

 

※ちなみにこの話をストレングスコーチ(人の資質、強みを専門に扱うコーチ)にしたところ、
それは私の上位資質である「運命思考」がそう感じさせているのではと指摘されガクッとなりました(笑)。

 

 

「フィーリングです」なんて書いてもなあ…(笑)と思っていたので、あまりそこには触れていなかったんです。

 

ただ、「どうしてそんなにフィーリングを感じるものに出会えたか?」というところには一定の学びがあるかもしれません。

 

それは、「行動に移してみたから」だと思います。

 

 

 

粘る理由は「好き」で充分

 

私は仕事を休んで時間があったとき、とにかく「今後どうやって生きていこうか?」悩みました。

 

そのときは未来が八方ふさがりのように感じられました。

一方で、いったんキャンパスが白紙になったような、「これから何でも好きなことやってみたら」と誰かに言われているようにも感じていました。

 

 

もともと自分は人の心理や行動に関心があるというのには気づいていました。

また、人の相談に乗るような仕事がしたいなとぼんやり思っていました。

 

 

そのとき、たまたまツイッターで上がってきたコーチングの体験談の記事を読みました。

それが最初の出会いです。

 

 

「ツイッターかよ!」という感じで、ロマンも何もありません(笑)。

 

それでも、なぜかそれがとても気になり、その日のうちに、あるコーチングスクールの体験に申し込んでいました。

 

そこで詳しいコーチングの説明を聞いていて、「あ、天職だ」という感覚を持ちました。

 

よってその場で、講師に質問してみました。

「ここの卒業生はコーチングを仕事にしているんですか?」と。

 

その質問の答えは、何ともうやむやな感じでした(笑)。

 

やっぱり、仕事にするとなると厳しいんだ…。

 

 

そのスクールを出ても仕事にできないことが分かったので、とりあえずそこに通うのはやめました。

だけど、それから独学で勉強していくうちに、やはり「好き」な気持ちが高まっていきました。

 

 

一般的にまだまだ認知度が低くて、万人に「いいね!」と言われるものではありません。

まして、仕事にするのは難しい。

 

人からは、「何やってんだか」「怪しいこと始めた」と思われていたかもしれません。

(そんな「人の目」を感じて、なかなか自分のことを話せない時期もありました。)

 

 

それでも、「好き」だったから粘りました。

 

 

まあ、そんなこんなで今仕事になっているので、最初の感覚は的外れではなかったんだと思います。

 

 

 

犬も歩けば棒に当たる

 

「若いうちに好きなことに出会えて幸せですね」

よくいろんな方から言っていただきます。

また、「どうしたらそういうものに出会えますか?」ともよく聞かれます。

 

 

分かりません…。

ただ、私は昔から、とにかく思い立ったら行動することを大事にしています。

 

 

つまり、「犬も歩けば棒に当たる」ではないかと(笑)。

 

 

歩かなければ、棒にも当たらない。

何かピンときたらとりあえず小さくでも行動してみるのは本当に大事だと思います。

 

私がカウンセリングではなくコーチングにひかれた理由もそこにあります。

 

「では、何をしますか?」

コーチングはこうした質問によって、行動を促します。

現実は、行動を起こして初めて変わっていくものだと思います。

 

 

 

 

 

◇◆オープンハートクエスチョン◆◇

「褒められる」「認めてもらえる」を度外視すると、何が好きですか?

 

 

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オンワードミッション川崎 代表/ライフコーチワールド(R)認定ライフコーチ/人目気にしいさん専門起業コーチ 1989年福岡県生まれ。お茶の水女子大学文教育学部(社会学)卒業後、一部上場の証券会社で営業を経験するも、長時間労働と成績不振で精神的に自分を追いつめ退職。当時の自分を救いたい一心で心理学を勉強するうちにコーチングと出会い、2017年にライフコーチとして起業。現在、スモールビジネス立ち上げ期の自信や覚悟を支えるパーソナルコーチとして活動。半年以上継続したクライアントには、現在全国を回る講演家や経営コンサル等がいる。メディア掲載実績:『PHPスペシャル』2018年4月号・特集「「気にしない」自分になれるヒント」にてインタビュー記事掲載。

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