「意外」と言われる自分になろう!ギャップ萌えの活用法
あなたは、「人から持たれているイメージを外れることができなくて苦しい」と感じることはありませんか?
人の目が気になる”人目気にしいさん”は、「自分像」に縛られすぎてしまいます。
いつも頑張ってイメージを保ち続けるのは苦しいです。
それに、「普段の自分のイメージと違うから恥ずかしい」
せっかくやりたいことがあってもそうした理由で踏み切れないのはもったいないです。
そこで今回は、自分のイメージを打ち破って自由に振る舞うための考え方をお伝えします。
ポイントは、「人はギャップによって魅力的に見える」ということです。
「ギャップ萌え」という言葉がありますよね?
メジャーなものでいうと、普段ツンケンしている人が好きな人の前ではデレーっとしてしまう「ツンデレ」とか。
心理的には「ゲインロス効果」といって、マイナスとプラスの変化量が大きいと、後の印象をより強く受けるんだそうです。
イメージが良くないところからプラスの印象を与えると、より良く見えるということです。
だから、巷では普段の基準値を高くしすぎないようにと言われやすいです。
「普段は頑張りすぎず、やるときはやる!」というように。
「良いイメージを破って弱い自分を見せられたら楽なのにな…」
そう思っていたあなたは、これを聞いて「やっぱり弱い自分を見せるのはダメなんだ」と思うかもしれません。
でも、ここからは持論なんですが、
「だから弱い自分を見せてはいけない」という結論にはならないと思います。
もしそう思うとしたら、「弱さ」=「マイナス」だと決めつけていませんか?
私が好きな「ギャップ萌え」は、
「清楚」な人が、毒吐いたりやさぐれてたりする感じとか。
いつも元気で明るい人が、悩んでグチグチうじうじしているときとか。
人のそういう面を見たとき、なぜかすごくうれしくなります。
「あ~私の前でこんな弱い素の部分を見せてくれるなんて、心開いてくれているなあ~」と感じるからかもしれません。
弱さを見せるのもひとつの魅力なんです。
人は「差」に注目します。
自分のイメージを打ち破れないとき、人はある言葉を恐れています。
それは、「意外」という言葉。
「意外」と言われると、なんだか期待を裏切ってしまったみたいで…。
ごめんなさい、私良く見せようとしてたけど、本当はこんなんなんです。
こんな自分、嫌ですよね?
ってスタンスなんです。
でも、そんなに申し訳なくなる必要はありません。
「意外」ってほめ言葉ですよ。
「あなたってそういう面があったんだ、いいじゃん♪」って意味です。
そう考えてくると、
みんなの期待を裏切らないよう
みんなのイメージを壊さないよう
イメージと違う自分は認められない!と思っているのは的外れであることが分かるのではないでしょうか。
まずは、どんな自分の一面も魅力的だと、肯定的にとらえてあげることから始まると思います。
◇◆オープンハートクエスチョン◆◇
人に見せたら「意外だね」と言われそうなあなたの一面は何ですか?
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