新しいアイディアこそ批判に遭う。それを支えたい。

2017.06.21 (水)

 

 

築地市場の移転問題にひとまずの結論が出たみたいですね。

豊洲か、築地か。小池都知事は両方の市場を活かすという折衷案を出してきました。

この案に対して、「素人考えだ」などと早速批判の声が上がっているようです。

 

私自身は、さほどこの問題に関心があるわけではありません。

でも、「素人の考えることだ、そんなのできるわけない」という反応を見て、

これがなかなか画期的で悪くない案なのではと感じます。

 

誰もが賛成する予想通りの模範解答というのは、一見良いようで何も言っていないのと同じだったりします。

そんな解から導かれた結果も、今までとさほど変わらないものとなりがちです。

 

それが新しいアイディアかどうか知るには、賛成意見と同じくらい、あるいはそれ以上にネガティブな反応が起こるかどうかを見れば分かります。

 

何か新しいことを始めるときというのは、このような抵抗が必ず生まれます。

周囲の反応だけでなく、自分の中にも、「本当にこれでいいのか?」という思いが生まれるのです。

私自身も、自分がコーチの仕事を始めるなんて思いもしていなかったですし、当初は周りの目はもちろん、自分でも「正気なのか」と疑う時期がずっとありました。

ただ、そのときはメンターから「そういう時期があるよ」ということを教えてもらっていたので、なんとか耐えることができました。

 

一時はコラムに自分の名前と顔写真を使うなんてと恐れていた時期もありましたが、今ではすっかり乗り越えています(笑)。

 

実は、「人目気にしいさんのコーチング」が生まれた背景にも、このときの自分の体験があるのです。

新しい挑戦をするとき、まだ形になっていないビジョンを一緒に共有してくれ、

「大丈夫、できるよ」と言ってくれる力強い人が、側に一人でもいてくれたら。

その人は、失敗しながらも学びながら進んでいけると思うんです。

 

そんなお手伝いとなるコーチングを心がけています。

 

The following two tabs change content below.
オンワードミッション川崎 代表/ライフコーチワールド(R)認定ライフコーチ/人目気にしいさん専門起業コーチ 1989年福岡県生まれ。お茶の水女子大学文教育学部(社会学)卒業後、一部上場の証券会社で営業を経験するも、長時間労働と成績不振で精神的に自分を追いつめ退職。当時の自分を救いたい一心で心理学を勉強するうちにコーチングと出会い、2017年にライフコーチとして起業。現在、スモールビジネス立ち上げ期の自信や覚悟を支えるパーソナルコーチとして活動。半年以上継続したクライアントには、現在全国を回る講演家や経営コンサル等がいる。メディア掲載実績:『PHPスペシャル』2018年4月号・特集「「気にしない」自分になれるヒント」にてインタビュー記事掲載。

▼シェアをお願い致します!▼

関連する投稿

現在の記事: 新しいアイディアこそ批判に遭う。それを支えたい。

お問い合わせ・ご相談はこちら

お電話でのお問い合わせ

050-3577-9555

フォームからのお問い合わせ

お問い合わせフォーム »

コラムテーマ一覧

過去のコラム

⇑ PAGE TOP