決めた時点で物事の7割は終わっている―実行のヒント

2016.10.16 (日)

 

なかなか思ったように行動の一歩が踏み出せないとお悩みですか?

それもそのはずです。ほとんどのことは、初めの一歩を踏み出すときに一番のエネルギーが必要なんです。

もっと言うと、実は「これをやる!」と決めた時点で、物事の7割は終わっています。

 

私はよく、「何はともあれ先に決める」という手法を使います。

以前はコラムを2時間かけて書いていました。でもそれだけやっているわけにはいかないので、できれば30分で書きたいなと思いました。

はじめ、1時間半も短縮するなんて不可能かな…?と感じました。

でも、何はともあれ30分で書くと決めました。

できるかどうか分からなくてもとりあえず、決めてしまうんです。

はい。この時点でほとんど作業は終わりです(笑)。

 

決めたなら、あとはどうやるかだけ。

1記事あたりの文字数を減らし、なるだけシンプルな文章と構成にすることで達成できました。

 

決められない背景には、人目を気にしやすい方の完璧主義傾向があるかもしれません。

先のコラムの例であれば、「30分に短縮したら質が落ちるんじゃないか…?」とか。

たとえばセミナーを開催したいと思っていて、先にやると決められない場合であれば、「今のレベルではいい内容を提供できないからもうちょっと勉強してからにしよう」とか。

 

あなたは完璧主義者と実践者のどちらでありたいでしょうか?

完璧でありたいと思っているなら、あなたは一生それを追い求めて何もしないままになります。

だって、完璧になることなんてありえないですもんね。

 

だから、何はともあれまずは決めるんです。

ひとたび決めたら、あとはその方法を考えるだけです。

仮にその結果決めたことが十分な質をともなって達成できなかったとしても、やらなかったときのあなたよりも何歩も先に行けるはずです。

その反省をもってまた次の行動を決めるだけです。

決めた時点で物事の7割は終わっている。

あなたも、まずは決めることに全神経を集中させてみてはいかがでしょうか。

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オンワードミッション川崎 代表/ライフコーチワールド(R)認定ライフコーチ/人目気にしいさん専門起業コーチ 1989年福岡県生まれ。お茶の水女子大学文教育学部(社会学)卒業後、一部上場の証券会社で営業を経験するも、長時間労働と成績不振で精神的に自分を追いつめ退職。当時の自分を救いたい一心で心理学を勉強するうちにコーチングと出会い、2017年にライフコーチとして起業。現在、スモールビジネス立ち上げ期の自信や覚悟を支えるパーソナルコーチとして活動。半年以上継続したクライアントには、現在全国を回る講演家や経営コンサル等がいる。メディア掲載実績:『PHPスペシャル』2018年4月号・特集「「気にしない」自分になれるヒント」にてインタビュー記事掲載。

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