「家と職場の往復…」人間関係が狭いと感じたら意識するポイント

2017.04.17 (月)

 

 

 

あなたは、「つい人間関係が狭くなりがちだなあ」と感じていませんか?

人の目が気になる”人目気にしいさん”は、心を許せる一部の人とだけ付き合いやすいです。

それもいいですが、生活がマンネリしてきたと感じたときは、人間関係に新しい風を送ると心が喜びます。

 

今回は、人目気にしいさんでも新しい人間関係を広げるためのコツをお伝えします。

 

 

ポイントは、「ピンと来たら、72時間以内に何らかのアクションを起こす」ことです。

 

 

たとえば、先日こんなことがありました。

 

友人がこんな話をしていました。

 

「家と職場の往復になっているのをどうにかしたい。会社は上の人ばかりだから、同世代の人との付き合いがほしい。」

 

私は大学時代から合唱をやっていて、これからその練習に行くつもりでした。

そこで、「よかったら、一緒に来る?」と軽く誘ってみました。

すると、彼女は即答で「いいの?じゃあ行ってみる!」と答えました。

 

 

私はこうやって軽く人を誘うことが多いんですが(笑)、なかなか即答でOKする人はいません。

彼女は合唱の経験がまったくなかったので、「本当に私が行っていいのかな?」とドキドキする気持ちもあったと思います。

 

それでも行動に移したことで、練習の帰りには「新しい人と話せて刺激になった!」とうれしそうにしていました。

やっぱりすぐやる人は何かを得るんだなあと納得しました。

 

 

人間関係を広げたいと思ったら、当然ですが会ったことのない人と会える場所に行く必要があります。

私の友人は人の目を気にするタイプではなかったので、すぐに行動に移せました。

しかし、人目気にしいさんは新しい場所に行くのもおっくうに感じてしまうかもしれません。

そんな場合、どうすればいいでしょうか?

 

 

実は、何か行動したいときにはあるコツがあります。

 

それは、ピンとくるものがあったら72時間以内に何らかのアクションを起こすということです。

 

なぜ72時間か?

ドイツの心理学者エビングハウスによると、人はいったん記憶したことを1日後には74%忘れてしまうそうです。

早く何かに着手しなければ、「やりたい」と思ったことすらも忘れてしまいます。

 

また、メンタルトレーナーの久瑠あさ美さん(※)によると、人は時間がある方が「できる」と感じやすいのだそうです。

1日でやろうとすると「できない」と感じることでも、72時間=3日あれば「できる」という意欲が湧いてくるのです。

 

さらに、何をやるのかもポイントです。

いきなり「何かのイベントに参加する」といったことにハードルが高く感じる場合は、行動を分解しましょう。

「イベントをネットで検索してみる」だけでもいいんです。

何か一つ行動を起こすと、次の行動へのモチベーションが湧いたり、そこから次につながる何かが起こったりするものです。

 

 

新しい出会いを繰り返すうちに、人の目が気にならなくなってくるということもあると思います。

自分を変える意味でも、ぜひ72時間以内に何か行動してみてください。

 

 

※参考『72時間をあなたの手帳で管理すれば、仕事は劇的にうまくいく』(久瑠あさ美、日経BP社、2015年)

 

◇◆オープンハートクエスチョン◆◇

人間関係を広げるために、72時間以内にとれる行動は何ですか?

 

 

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オンワードミッション川崎 代表/ライフコーチワールド(R)認定ライフコーチ/人目気にしいさん専門起業コーチ 1989年福岡県生まれ。お茶の水女子大学文教育学部(社会学)卒業後、一部上場の証券会社で営業を経験するも、長時間労働と成績不振で精神的に自分を追いつめ退職。当時の自分を救いたい一心で心理学を勉強するうちにコーチングと出会い、2017年にライフコーチとして起業。現在、スモールビジネス立ち上げ期の自信や覚悟を支えるパーソナルコーチとして活動。半年以上継続したクライアントには、現在全国を回る講演家や経営コンサル等がいる。メディア掲載実績:『PHPスペシャル』2018年4月号・特集「「気にしない」自分になれるヒント」にてインタビュー記事掲載。

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