「これさえやっていれば誰からも文句は言われない」が基準になっていませんか?
人目気にしいさんのコーチ、鶴澤翔子です。
ずっと学び、ずっと準備してきた、私が挑戦してみたいこと。
これからはいよいよ仕事として、プロとしてやっていく段階となったとき、
なぜか踏ん切りがつかない。覚悟ができない。
そんな風に悩んでいませんか?
そんなとき、行動の選択基準が「これさえやっていれば誰からも文句は言われない」になっていないかを確認してみましょう。
人目気にしいさんは「誰からも嫌われない」ことを目的とした行動をとってしまうことがあります。
「これさえやっていれば誰からも文句は言われない」とは、いわば「誰からも嫌われない」ことを目的に自分で決めた安全地帯です。
そこにとらわれている限り、そこからはみ出る新しい挑戦はできません。
また、自分の行動に自分で責任を持つということもできなくなってしまいます。
「これは自分がやりたいからやっているわけではない」という思いにとらわれているので、常に満たされない気持ちでいることにもなってしまいます。
その結果、この基準に沿って選択された行動はあまり長続きしなかったりもします。
あなたがこれから人の期待のためではなく、自分の理想のために生きたいのなら、
また息切れせずに長く続けていきたいなら、
「誰に文句を言われてもいいから、自分で選び自分で決めること」に指針を書き換えてみてください。
私は大学卒業後、新卒で証券会社に正社員として入社し、営業をやっていました。
もともと株に興味があったわけでもないのに証券業界に入った。
そこでの仕事を楽しいと思えていなかったのに、辞めることなんて考えたこともなかった。
これはなぜか?を突き詰めて考えていると、思わぬ気持ちにぶち当たりました。
それが、
「これさえやっていれば誰からも文句は言われない」
でした。
たとえば、「証券会社の正社員として営業やっています」と言えば、
親戚から「いい年して何やってんだか」とは言われないし、
世間から「社会人として責任を果たしている人だ」と思ってもらえる。
そんな、「誰からも嫌われたくない」という幼稚な動機があったのだと気付きました。
結局はそれが楽だったんです。
でもその結果、私は私ではない誰かの期待のために働くこととなってしまいました。
あなたの選ぶべき行動は、「誰からも文句を言われないこと」ではありません。
「誰に文句を言われてもいいから、自分で選び自分で決めること」です。
自分の行動指針の照準がどこにあたっているのか、考えてみるのはいかがでしょうか。
◇◆オープンハートクエスチョン◆◇
「これさえやっていれば誰からも文句は言われない」のを目的にやっているのはどんなことですか?
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