「期待に応えなきゃ」と頑張りすぎる方必見!楽なのにより喜んでもらえるコツ
あなたは、「相手の期待に応えなきゃ」と頑張りすぎていっぱいいっぱいになっていませんか?
人の目が気になる”人目気にしいさん”は、「相手が期待していることは何か?」を先回りして考えます。
相手の期待に応え続けると、最初は喜んでもらえても、だんだんとそれが相手にとって当たり前になってしまいます。
やがて感謝されなくなって、辛い、苦しい。
でもがっかりされたくないからやめられない…。
そんなループにはまってしまいやすいです。
今回は、もっと楽に、しかも相手にもっと喜んでもらえる考え方を紹介します。
そのコツは、照準を当てる位置を変えてみることです。
「相手の期待」ではなく、「相手の期待の斜め上」くらいに照準を当てるイメージを持つといいんです。
先日、公園でワゴン車移動販売のコーヒー屋を利用しました。
公園でのんびりするために、コーヒーでも飲もうと思ったんです。
カフェラテを注文すると、お店の方が一言。
「カフェラテの温度はどれくらいがいいですか?」
温度!
普段カフェラテを頼むとき、そんなこと聞かれないのでちょっとびっくりしつつも。
「あ、猫舌なのでアツアツは嫌です…(笑)」
それから、ワゴンの前でできるのを待っているとお店の方がまた一言。
「これ、お茶請けです。よかったらどうぞ。」
差し出されたのは、1個のルマンド(コンビニとかで売られているクッキー菓子)。
お茶請け!…って何だ?
私の辞書にそんな上品な言葉はなかった(笑)。
しばらくすると、ちょうどいい人肌に泡立てられたカフェラテが出てきました。
なんだかとってもうれしくて、のんびり公園タイムを過ごすことができました。
こうして私の記憶には、そのワゴン車コーヒー屋がはっきりと残りました。
正直、ワゴン車移動販売に対してそんなにサービスを期待していませんでした。
でも、そのコーヒー屋が何かすごいことをしたかというと、
①好みの温度を聞き、温める温度を調節する
②ルマンドを出す
ただこれだけっちゃだけなんですよね。
でも、「お客さんの思う”カフェ”(もしくは移動販売のコーヒー店)への期待に応えよう」という思いでやっていたら出てこない発想だと思います。
むしろ、「お客さんが通常、巷のカフェに期待していないことは何か?」と考えたのではないでしょうか。
お客さんの予想の斜め上を狙ったことで、少ない労力でとっても喜んでもらえているんです。
「相手の期待に応えなきゃ」といっぱいいっぱいに頑張ってしまう方は、照準が「相手が期待していることは何か?」に当たっていると思います。
もっと楽に、人にたくさん喜んでもらうためには、「相手の期待の斜め上」くらいに当てるイメージを持ってみてください。
その方が、労力が少ないうえに、相手により大きな喜びを与えることができます。
それに、このように考えると、「相手に何ができるか?」という問いに”自分なりの視点=オリジナリティ”が加わってきます。
私は、オリジナリティをとっても大事にするタチなので、そう考えた方が、自分としてはるかに楽しくなってきます。
そのワクワクが相手にも伝わって、より喜んでもらえるはずです。
いかがでしょうか?
もし「いいね、取り入れてみよう♪」と感じたら。
さっそく今日何か一つ、誰かの期待の斜め上を実行してみてくださいね。
◇◆オープンハートクエスチョン◆◇
今日何か一つ、相手の期待の斜め上を実行するとしたらどんなアイディアがわきますか?
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