「まだ自信がないから…」先延ばしグセをやめたいなら今日の自分がベストだと認めよ

人は先延ばしの天才
「まだ自信がないから…」「まだ人に見せられるレベルになっていないから…」人は先延ばしの天才です。”人目気にしいさん”は、完璧になってから起業しようと思いすぎています。
いつまでも完璧になることはないから、いつまでも起業に踏み切れない。もしこの、”自信がないから先延ばし”ループをやめたいなら、「昔の自分」の捉え方を変えてみる必要があるかもしれません。
今回は、昔の自分や今の自分の捉え方と「先延ばしグセ」との関連について考えてみます。
1年前の自分を思い出してみましょう
前回の記事(「人からほめられたい!」途中で折れない起業準備のために知っておくべき承認欲求とのうまい付き合い方)にも書きましたが、昨日1年前の自分から手紙が届きました。1年前、1年後(現在)の自分宛に書いたメッセージです。コーチとしての自分を励ます内容でした。
過去の自分からメッセージが届くというのは不思議な体験で、うれしい気持ちもあります。しかし、正直「あんた(1年前の自分)に励まされなくてもちゃんとやってるよ」と言いたくなるような内容でした(笑)。
1年後の自分にメッセージを書くのは照れがあったのだと思いますが、そういう感情も文面から垣間見え、その時の自分はまだまだだだったなあと感じたのです。
でも、反対にそれだけ成長したのだということも言えます。人は1年でこんなに変わるのかと驚きました。
いつでも「今」の自分が人生史上ベストな自分
この機会を経て思うことは、いつでも「今」の自分がこれまでの人生史上ベストな自分だということです。毎日、今日が一番歳を重ねた自分ですよね。その分、これまでの人生で経験や知識を一番積んでいるのも今の自分です。
だから、「足りない」と思う必要はまったくありません。むしろ今以上の自分を今の自分に求めることはできないのです。人間はよく、「まだ自信がないから…」と「まだ勉強が足りないから…」などと先延ばしにしがちです。でも、きっとそれは今の自分の実力が受け入れられないだけなんだと思います。
たしかに、後になって思い起こしたとき「あのときはまだまだだったなあ」と思うかもしれません。それでもそのときはそれがベストだったんですから、それでいいのだと思います。もしそのときそのときにベストな自分を出し惜しみしていたら、今ほどは成長していなかったかもしれません。
未熟なところを見せて恥ずかしい思いをしたくないという気持ちがあるのかもしれませんが、後で思い返して恥ずかしいということは、それだけ進歩したと証だと考えるのはどうでしょうか。
おわりに:今の自分にOKを出す
大人になると、恥をかきたくないという気持ちから慎重になりすぎてしまうかもしれません。しかし、「こんな自分」でも人に見てもらって、追加するべきは人から追加してもらうくらいの方が早く目的地に到達できます。謙虚さは持ちつつも、今の自分にOKを出してあげましょう。
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