いつまでたっても心配で新しいことに踏み出せないとき試したいモノの見方

2016.10.14 (金)

 

ふだん、自分のことを心配することが多いですか?それとも期待することが多いですか?人に対しても自分に対しても、心配よりも期待の目を向けることで物事を前に進める力がわいてきます。最近、親しい友人が転職しました。転職してから音沙汰がなかったので、こちらから連絡してみました。すると、「(新しい勤務先は)トイレに行くヒマもないくらい忙しい、でも楽しいよ」との返事でした。

 

それを聞いて私は、友人のことを心配してしまいました。自分が激務で体をこわしてしまった経験があり、そのとき「楽しい」と感じていたからかもしれません。でも、「心配!」と思ってすぐに思いなおしました。いかんいかん。心配するということは、その人の持っている力を信じていないということです。

 

親が子どもを心配するのは、子どもがそれをやりとげられないのではないかと思うからですよね。もしこれが、自分に対してだったらどうでしょう。自分が何か新しいことを始めようとするとき、多少の不安を感じるのは自然なことだと思います。ただし、「果たして自分にできるだろうか?」「何か悪い方向に行ってしまうのではないか?」などといつまでも心配していたら、永遠に新しいことを始めることはできません。

 

心配する代わりに何をするか?やりとげられる自分の力を信じて期待をかけることです。「きっと私ならできる」と、自分で自分を信じます。根拠は特に必要ありません。順番が違うんです。期待できる根拠があるから信じるのではなくて、信じるから期待できるような根拠がついてくるんです。いきなりそう思えなくても大丈夫です。そう思おうとするだけでも違います。

 

先ほどの友人の話ですが、心配の目ではなくて期待の目で見るようにしました。新しいことに踏み出した友人を素直に応援する気持ちになりました。人によっては心配するのがクセになっている方もいるかもしれません。もし他人や自分を心配しているな~と気づいたら、意識して期待の目に変えてみて、見え方がどう変わるか試してみてくださいね。

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オンワードミッション川崎 代表/ライフコーチワールド(R)認定ライフコーチ/人目気にしいさん専門起業コーチ 1989年福岡県生まれ。お茶の水女子大学文教育学部(社会学)卒業後、一部上場の証券会社で営業を経験するも、長時間労働と成績不振で精神的に自分を追いつめ退職。当時の自分を救いたい一心で心理学を勉強するうちにコーチングと出会い、2017年にライフコーチとして起業。現在、スモールビジネス立ち上げ期の自信や覚悟を支えるパーソナルコーチとして活動。半年以上継続したクライアントには、現在全国を回る講演家や経営コンサル等がいる。メディア掲載実績:『PHPスペシャル』2018年4月号・特集「「気にしない」自分になれるヒント」にてインタビュー記事掲載。

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