「私、世間から浮いていない…?」そんな不安よりコレが最高。
あなたは、常に「正しい答え」・「確実なやり方」を探そうとしていませんか?
人の目が気になる”人目気にしいさん”は、人と同じじゃないと安心できません。
なんとか世間から浮かないよう、みんなが納得する「正解」を出し続けることに余念がありません。
しかし、いったんこのレースに乗ってしまうとどんどん苦しくなる。
「いま間違っていないだろうか?」
常にびくびくおびえた状態で過ごさなければならなくなります。
正解の枠に収まる自分だけを良しとし、それ以外の自分は認めない。
聞いているだけで、息苦しいですよね。
今回は、そんな今にも窒息しそうなあなたの肩を、ふっと楽にする考え方をお伝えします。
私がまず声を大にして言いたいのは、コレ。
大人の課題は、正解がないからおもしろい。
日々、ひしひしと実感します。
なぜか?
それは、私が現在コーチの仕事と中学生の家庭教師を同時にやっているからかと思います。
学校の勉強を教えていると、自分が学生だったときには芽生えなかった感覚が起きます。
「学生って、答えとやり方があらかじめ決まったことを飽きるほどやらされてんだなあ」
そんな風にしみじみ思うんです。
当たり前のようでいて、改めて考えるとちょっと変な感じ。
まあ、そりゃおもしろくないよなあ~と思います。
もちろん、まずはルールを覚えなければ応用も効かないので、学生の頃のそういう勉強は大事と思います。
でも、おもしろさで言うと大人の課題は段違いですよ。
コーチングで扱うテーマは、「キャリア、健康、恋愛、家族友人、生涯かけて達成したいこと」など。
何においても、「正解」なんて誰も分からないし、もともとそんなものはない世界です。
そんな難題に立ち向かう、クライアント独自の経験やものの見方、強みを使ってどんな結論を見出していくのか?
コーチングでは、日々そんなドラマが繰り広げられます。
ティーチングとコーチングは違う。
ティーチングは教えること。
コーチングは気付かせること。
一般にはそんな風によく言われます。
でも、最近は「気付かせる」という言葉もおこがましいのではないかと思っています。
だって、クライアントさんは本当に、自分の力でもがいてもがいて成長して、
ときに私がこれっぽっちも想像していなかった結論を見つけるんですよ!!
予想のななめ上。「そう来たか!!」って感じです(笑)。
そんなときはもう、感動。
コーチをやっていて最高にうれしい瞬間です。
正解がない。
まさにこの部分にこそ、大人の課題の醍醐味があると思うのです。
だから、「正しい答え」・「確実なやり方」を探して歩くのは、人生のかなりの部分損してます多分。
おそらく、まだ見つけてもらわずにさみしい思いをしている「ななめ上の道」があるはずです。
シンガーソングライターの矢野顕子さんはこう言ったそうです。
「やりたいことをやり続けていると、周りが諦めてくれる」
素敵な言葉だなあと思いました。
周りと一緒かどうかではなくて、むしろ周りが呆れるほど我が道を行く。
それさえも「正解」ではありませんが、少なくともぐっと人生がおもしろくなりそうな予感がします。
◇◆オープンハートクエスチョン◆◇
周りが呆れるほど「ななめ上」の道を歩くとしたら、どんな人生になりますか?
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