レールを外れるとどうなる?

2017.02.24 (金)

日本は失敗が許されない国だ。

いったん社会のレールを外れると一生負け犬だ。

みたいな話はたまに聞きますし、実感として持っている方も多いのではないでしょうか?

 

今回は、「レール外れるのが怖い」の権化だった私が(笑)、

好きな仕事を自由にやっていこうと思えるようになったポイントをお伝えします。

 

キーワードは、「じわじわ動く」です。

 

以前の私にとって、いい大学を出て、いい会社に入って、そこで出世することは人生のすべてになっていました。

だから必死で大学受験したし、

就活が思い通りにいかないときはめちゃくちゃ落ち込んだし、

入社したてのころ、「経営側になるまで出世する」と同期にわざわざ宣言していたんです。

 

そしていったん、「仕事において自分には能力がないのでは?」と考え始めたら、

「仕事できない」→「出世できない」→「人生終わり」

のように極端に考え、思いつめてうつになってしまったのだと思います。

 

当時の私は、いわゆる「レールから外れる」のが怖かった。

世間体ってやつですかね。

頭では、人と比べる必要ないと分かっていても、

結局みんなと同じが大事で、

その中でみんなよりも前にいたかった。

ゴールのない徒競争のような感覚で、心が休まるときはありませんでした。

 

「人と同じじゃなくてもいいんだ」と思えるまでには少し時間がかかりました。

そう思えたのは、皮肉にも実際にレールから外れてみたからでした。

 

怖いけど、やりたいコーチングの仕事に向けてアクションを起こしてみる。

怖いけど、正社員の地位を捨てる。

怖いけど、そんな自分の生き方を大切な人に打ち明けてみる。

 

実行すればするほど、必死に守ってきたものがどんどん失われていって、

でもどんどん身軽になっていきました。

 

今や失うものなんて何もない、白いキャンパスに好きな絵を描いていい。

そう思ったら、人生にまたワクワクすることができました。

 

人間関係もぐるっと変わったけど、

そんな私のことを認めてくれる人ばかりです。

「人と同じじゃないと認められない」なんておびえていたあの頃は何だったのか…(笑)。

 

「こうなりたい!でも怖い…」と思ったら、

できる範囲からでいいので、じわじわと実際の行動に表していくといいと思います。

最初から大胆になる必要はなく、様子を窺いながらでいいんです。

そうすると、じわじわ違う方向の人生が拓かれてきて、

最初は居心地の悪かった新しい人生にもだんだん馴染んでくる。

ある日突然、なぜかそっちに向けて大きく舵を切りたくなる瞬間がやってきます。

 

いかがでしょうか?

そんな「じわじわ期」の試行錯誤も、私が全面的に味方となってサポートします(*^-^*)

 

 

◇◆オープンハートクエスチョン◆◇

「こうなりたい!でも怖い…」と感じることはなんですか?

そこに向けて、できる範囲で実行に移せる行動はなんですか?

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オンワードミッション川崎 代表/ライフコーチワールド(R)認定ライフコーチ/人目気にしいさん専門起業コーチ 1989年福岡県生まれ。お茶の水女子大学文教育学部(社会学)卒業後、一部上場の証券会社で営業を経験するも、長時間労働と成績不振で精神的に自分を追いつめ退職。当時の自分を救いたい一心で心理学を勉強するうちにコーチングと出会い、2017年にライフコーチとして起業。現在、スモールビジネス立ち上げ期の自信や覚悟を支えるパーソナルコーチとして活動。半年以上継続したクライアントには、現在全国を回る講演家や経営コンサル等がいる。メディア掲載実績:『PHPスペシャル』2018年4月号・特集「「気にしない」自分になれるヒント」にてインタビュー記事掲載。

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