人目気にしいさん起業に必須!2割の顧客に集中する勇気

2017.08.07 (月)

ひとり起業にあたって、顧客を絞ることは必須です。

 

みんなに向けて発せられたメッセージは、結局誰にも刺さらない。

ニッチな分野を狙え。

 

こういうことが、一般的によく言われると思います。

 

でも、人目気にしいさんにとっては、それがなかなかにして難しいことかもしれません。

 

なぜなら、みんなに好かれたいと思ってしまうから。

 

 

たとえば、本当は自分のビジネスの対象顧客ではない人から「そんなのは必要ない」と言われると。

その人から必要とされようと思い、自分の狙いをズラしてしまう。

 

結果、ブレブレになって、自分でも何がしたかったのか分からなくなってしまう。

 

もしくは、もっと前の話として、自分の起業したいという思いについてある人に理解してもらえなかったからといってすぐに落ち込んでしまう。

 

 

パレートの法則で考えてみる

 

パレートの法則という言葉を一度は耳にしたことがあるのでは?

 

2:8の法則とも言われるこの法則は、「世の中の物事には偏りがあって、一部の要素が多くの部分を占めている」というような考え方です。

 

たとえば、

  • 商品の売上の8割は、全商品のうち2割の商品の売上で構成されている
  • 企業の売上の8割は、2割の重要顧客から生み出されている

こんな感じです。

 

この法則からすると、おそらくあなたのアイディアに共感してくれる人は2割くらいでしょう。

私自身も経験的にこれくらいだなと感じます。

 

 

割り切る力が必要

 

つまり、人目気にしいさんはこのことを理解して、あとの8割の人には共感してもらえないのだということに慣れる必要があります。

 

言葉で言うのは簡単ですが、これ、私はけっこう時間かかりました。

 

その間には、共感してもらえない人にいろいろ言われて自信を失くしたり。

自分らしさを見失ったり。

 

でも時には、すごく共感してくれる人が現れます。

 

その人があなたの顧客です。

 

もしそういう人に一人でも遭遇したら、徹底的にその人に向けてメッセージを発してみましょう。

 

8割の人からはさらに嫌われるかもしれませんが(笑)、2割の人からはもっとファンになってもらえます。

 

そうすると、もともとイメージしていたことがもっともっと具体的になっていきます。

無理して何かに合わせて、理解してもらおうとしなくてよくなるので、どんどん自分らしく、楽になっていきます。

 

 

慣れるまでの間に挫折しないために

 

慣れるまでには時間がかかります。

それまでに自信を失くしたり、自分らしさを見失ったとき、私は自分のコーチに助けられました。

 

コーチは、私の意図をしっかり理解してくれている。

いつもいつも、私の味方になって話を聞いてくれる。

 

そういう存在がいることは、人目気にしいさんがパワフルに進んでいくためにはとても重要なことなのです。

 

 

Open Heart Quesution

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オンワードミッション川崎 代表/ライフコーチワールド(R)認定ライフコーチ/人目気にしいさん専門起業コーチ 1989年福岡県生まれ。お茶の水女子大学文教育学部(社会学)卒業後、一部上場の証券会社で営業を経験するも、長時間労働と成績不振で精神的に自分を追いつめ退職。当時の自分を救いたい一心で心理学を勉強するうちにコーチングと出会い、2017年にライフコーチとして起業。現在、スモールビジネス立ち上げ期の自信や覚悟を支えるパーソナルコーチとして活動。半年以上継続したクライアントには、現在全国を回る講演家や経営コンサル等がいる。メディア掲載実績:『PHPスペシャル』2018年4月号・特集「「気にしない」自分になれるヒント」にてインタビュー記事掲載。

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