パワフルで情熱的な人こそ人目を気にして苦しくなりやすいって本当?

2016.11.20 (日)

 

パワフルで情熱的な人と、人目が気になる人。

一見正反対のように見えますが、一人がこの二つの特徴を持ち合わせているケースがあります。

実は何を隠そう、私がそうでした。

 

私は中3のとき、いじめに遭い不登校になった経験があります。

いじめのきっかけとなったのは、私の大胆な行動でした。

 

転校してきたばかりで右も左も分からなかったとき、私をある女子グループが受け入れてくれました。

しかし休憩時間など、そのグループの会話はクラスのある一人の女子についての悪口ばかりでした。

私はいじめられている子と話してみましたが、とてもいい子だと感じました。

なぜこの子がいじめられているのか分からなかった私は、お昼を一人でさみしそうに食べている彼女を放っておくことができなくなりました。

それに、今のグループで毎日悪口ばかり聞かされるのにもうんざりでした。

ある日、「あの子とごはん食べるから、ごめんね!」と言って、私はグループを離れいじめられていた子と過ごすようになりました。

その結果、その後のいじめの標的は私に移りました。

「偉そうに」とか「お高くとまっちゃって」とか思われたのだと思います。

 

パワフルさや情熱さは、時として揶揄されたり批判されたりということを招きやすいです。

そういう経験を何度もするうちに、「パワフルな自分を出すと痛い目に合う」という論理を自分の中に持ってしまいます。

その結果、一種の処世術として「人目を気にする」ということを覚えてしまったのかもしれません。

 

人から嫌われないように、自分のパワフルで情熱的な面を隠そうとしますが、それは本来の自分ではないから苦しい。私はそんな状態に長いこと悩まされてきました。

 

人目を気にする人が苦しいとしたら、それは自分が本当はパワフルで情熱的な存在なんだと知っているからかもしれません。

裏を返せば、そのブロックを外したときには大きな飛躍をとげる可能性を秘めています。

心当たりはありますか?遅すぎることはありません。今からでも鎧を脱ぎましょう。

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オンワードミッション川崎 代表/ライフコーチワールド(R)認定ライフコーチ/人目気にしいさん専門起業コーチ 1989年福岡県生まれ。お茶の水女子大学文教育学部(社会学)卒業後、一部上場の証券会社で営業を経験するも、長時間労働と成績不振で精神的に自分を追いつめ退職。当時の自分を救いたい一心で心理学を勉強するうちにコーチングと出会い、2017年にライフコーチとして起業。現在、スモールビジネス立ち上げ期の自信や覚悟を支えるパーソナルコーチとして活動。半年以上継続したクライアントには、現在全国を回る講演家や経営コンサル等がいる。メディア掲載実績:『PHPスペシャル』2018年4月号・特集「「気にしない」自分になれるヒント」にてインタビュー記事掲載。

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