完璧主義の裏で起こっている心のクセを知って行動できる「実践者」になろう

2016.11.05 (土)

 

何か新しいものを創っていくときには、ある程度考えたら人に見せて意見をもらったり、実際にやってみることはとても重要です。

しかし頭では分かっていても、完璧主義が邪魔してなかなかそのように行動できないというパターンはよくあります。

そんなとき、心の中で何が起きているのでしょうか。

もしそのメカニズムが分かれば、今よりも楽に心の抵抗を減らすことができます。

そこで今回は、完璧主義を和らげるために知っておくべき心のクセを2つ紹介します。

 

1.”人様に見せられるレベル”までは自分一人で仕上げなければと思い込んでいる

「まだ人様に見せられるレベルまで達していないので」と言って、なかなか人に意見を求めたり実際にやってみることができず、いつまでも自分一人で考えようとしてしまうパターンがあります。

そういうときは、”人様に見せられるレベル”が実際どれくらいなのかは曖昧であることがほとんどです。

以前、「これくらいのレベルになったら実行しよう」と考えていたとして、いざそのレベルに達すると、「いやまだ…」と言って行動を先延ばしにしてしまうのです。

 

こういうとき、「ある程度までは自分一人で考えるべき」という思い込みがあります。

でも実際には、その”ある程度”に達するまでにも、人からアドバイスをもらうことも可能だし、小さく実行してみることも可能なのです。

たとえあなたが今どんな段階にあったとしても、自分一人で作らなければいけない理由なんてありません。

 

2.かっこ悪いと思われたくない

100%でなければ気が済まない人は、かっこ悪いと思われたくないとか実力がないと思われたくないといった気持ちが先に立ちがちです。

未完成な状態を人に見られたくないんですね。

でも、たとえ最初はかっこ悪かったとしても、どんなにクオリティが低かったとしても、実行した人のレベルは机上の空論を続ける人のレベルを軽々と超えていきます。

今、「かっこ悪いと思われたくない」という心理状態にあるあなたには、次の質問をプレゼントします。

 

あなたはかっこ悪いと思われないようにすることと、より早くより高いレベルのものを提供することと、どちらを優先したいですか?

 

本来の目的を外れないためには、こうして定期的に意識し直すことが効果的です。

 

いかがでしょうか。もし思い当たる部分のあった方は参考にしてみてくださいね。

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オンワードミッション川崎 代表/ライフコーチワールド(R)認定ライフコーチ/人目気にしいさん専門起業コーチ 1989年福岡県生まれ。お茶の水女子大学文教育学部(社会学)卒業後、一部上場の証券会社で営業を経験するも、長時間労働と成績不振で精神的に自分を追いつめ退職。当時の自分を救いたい一心で心理学を勉強するうちにコーチングと出会い、2017年にライフコーチとして起業。現在、スモールビジネス立ち上げ期の自信や覚悟を支えるパーソナルコーチとして活動。半年以上継続したクライアントには、現在全国を回る講演家や経営コンサル等がいる。メディア掲載実績:『PHPスペシャル』2018年4月号・特集「「気にしない」自分になれるヒント」にてインタビュー記事掲載。

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