やりたい仕事があるけど家族や友人の反対を押し切る勇気がなくて先延ばしにしてしまうときチェックしたいあるポイントとは?

2016.10.29 (土)

 

やりたい仕事があるけど、家族や友人にそれを堂々と話す自信がない。

「そんなことできるわけない」とか「現実的に考えるべき」とか言われそうだから。

そうやって、やりたいことをやるのを先延ばしにしていませんか?

そんなときは、「意識の矢印がどこに向いているか」をチェックしてみましょう。

 

「意識の矢印」とはなんでしょうか。

あれがほしい、これがほしい。こう思われたい、思われたくない。そういえばこないだあんなことがあったな…とか。

こうした考えは、自分方向への意識です。意識の矢印は自分に向いている状態です。

 

それに対して、相手は何を言っているのか。どんな人か。相手の望みは何か。

こうした考えは、意識の矢印が外側に向いている状態です。

 

先日、コーチングの訓練を受けている方の経験をうかがう機会がありました。

その方はもともと話すのが苦手だったそうです。

グループワークなどやっても、自分が何を話したらいいのかということで常に頭がいっぱいだったと言います。

でも、訓練を積むなかで相手に意識を向けることができるようになり、「今度は、自分の話を聞いてくれる相手のことを理解したい」という気持ちが高まったのだそうです。

意識の矢印が内から外へと変わった瞬間です。

 

これはコーチとしては重要なスキルの一つです。

コーチがクライアントとのセッション中、自分のことに意識が向いていたら相手の話を深く聴くことは不可能です。

だから、意識が常にクライアントに集中するよう徹底的に訓練します。

 

ただ、コーチでなくてもこの考えを応用するべきです。

やりたいことを仕事にするためには、何らかの価値を人に提供しなければいけません。

そのとき、「かっこよく思われたい」とか「変になったと思われたくない」とか「お金持ちになりたい」とか。

矢印が自分に向いている間はうまくいかないかもしれません。

その代わり、「この人(社会)に対して何をしてあげられるか」に焦点を当ててみましょう。

単なる憧れや保身を超えたとき、人は初めて共感を寄せてくれるでしょう。

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オンワードミッション川崎 代表/ライフコーチワールド(R)認定ライフコーチ/人目気にしいさん専門起業コーチ 1989年福岡県生まれ。お茶の水女子大学文教育学部(社会学)卒業後、一部上場の証券会社で営業を経験するも、長時間労働と成績不振で精神的に自分を追いつめ退職。当時の自分を救いたい一心で心理学を勉強するうちにコーチングと出会い、2017年にライフコーチとして起業。現在、スモールビジネス立ち上げ期の自信や覚悟を支えるパーソナルコーチとして活動。半年以上継続したクライアントには、現在全国を回る講演家や経営コンサル等がいる。メディア掲載実績:『PHPスペシャル』2018年4月号・特集「「気にしない」自分になれるヒント」にてインタビュー記事掲載。

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