上達しない、上手くできないループの方向を変える”焦点スライド”テク

2017.02.13 (月)

人目気にしいさんのコーチ、鶴澤翔子です。

 

 

「好きなことをしよう」とよく言うけど、どんなことでもやっているうちに壁に当たる。伸び悩む。

そうすると自信がなくなり、やる気が下がり、結果上達しない…。

そんなループを繰り返してしまうとき。

どうすれば抜け出せるんでしょうか?

 

今回は、上手くできない自分に直面してやめたくなったときの考え方のコツをお伝えします。

鍵となるのは、焦点を当てる対象を「自分自身」から「やっている内容」へと移すことです。

 

壁に当たり、伸び悩む→自信がなくなる→やる気が下がる→上達しない

そもそも、このループに足を踏み入れてしまうきっかけとなった思考はどこにあるでしょうか。

 

もちろん、どんなに才能に恵まれた人でも「壁に当たり、伸び悩む」ときがくるはずです。

そのとき、「自信がなくなる」というのは、「できない自分」に焦点を当てた見方です。

 

つまり、

「上手くできなくてかわいそうな自分」。

こんなに一生懸命練習しているのに。

もっと報われていいはずなのに。

もっと自分に自信が持てたらできるのに。

 

さて、上の文章から、この人がやったことがどんな内容だったのかという情報はどれくらい読み取れますか?

おそらく、「あまり上手くいっていかなかったのかな」といったことくらいしか分からないのではないでしょうか。

 

自分自身に焦点が当たっている間は、肝心の「やっている内容」がどんな状態なのかが見えなくなっています。

 

だから、焦点を自分自身から「やっている内容」へと移します。

 

今、できていることは何か?できていないことは何か?

本当はどうできたらいいと思っているのか?

それができるようになるためには何が必要か?

上手くできていたときはなぜ上手くできていたのか?

 

あくまで、やっていることに注目するのであって、それをやっている自分がかわいそうかどうかは一旦脇に置いておきましょう。

 

ポイントはこの視点に立つと、今の状態を冷静で客観的に見ることができるようになることです。

そうすると、できていることとできていないことが両方存在していることに気づきます。

そして、どうしたら前に進めるかの気づきと学びが得られます。

すると、次はこうしてみようというやる気が出てきて、試行錯誤しているうちに上達する。

最初のループの方向を変えることができます。

 

いかがでしょうか?

上手くいかなくて自信がなくなりそうなときは、どこに焦点が当たっているか?を考えてみてください。

 

 

◆◇オープンハートクエスチョン◇◆

焦点を「できなくてかわいそうな自分」から「やっている内容」に移すとどんな気づきや学びがありますか?

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オンワードミッション川崎 代表/ライフコーチワールド(R)認定ライフコーチ/人目気にしいさん専門起業コーチ 1989年福岡県生まれ。お茶の水女子大学文教育学部(社会学)卒業後、一部上場の証券会社で営業を経験するも、長時間労働と成績不振で精神的に自分を追いつめ退職。当時の自分を救いたい一心で心理学を勉強するうちにコーチングと出会い、2017年にライフコーチとして起業。現在、スモールビジネス立ち上げ期の自信や覚悟を支えるパーソナルコーチとして活動。半年以上継続したクライアントには、現在全国を回る講演家や経営コンサル等がいる。メディア掲載実績:『PHPスペシャル』2018年4月号・特集「「気にしない」自分になれるヒント」にてインタビュー記事掲載。

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