本音ちゃんVS自己否定くん―叶えたい理想を描き切るには?

2017.04.21 (金)

 

 

あなたは、ふと何かをやりたいと思ったとき。

 

「でも、現実的には無理」

「自分にはできそうにない」

 

そんな風に、何もせずにあきらめてしまっていませんか?

 

 

人の目が気になる”人目気にしいさん”は、

 

こんなこと言ったら

こんなことやったら

「笑われる」「バカにされる」

そう考えてしまいます。

 

そのリスクを避けるため、いろんな理由をつけては新しいことをやらないようにしているんです。

 

 

今回は、そんなあきらめを乗り越えるための考え方をお伝えします。

 

 

ポイントはこれ。

 

まずは「自分はどうしたいか?」

否定せずに、超理想をとことん描き切ってみることが大事です。

 

 

ネットが普及した今、膨大な情報を自分で取りにいくことができるようになりました。

単純にネット上にある知識だけでなく、リアルに「どこに行けばその方法が分かるのか?」についてもたくさんの情報があります。

 

世の中はまさに「ハウノウ飽和状態」。

いわゆる「やり方」があふれているんです。

 

つまり、「どうすれば実現するか?」という方法については、想像以上に「やり方はいくらでもある」と言えるのが現代なのです。

 

 

だからこそ、

 

「自分は何ができたら最高にハッピーなのか」

「めちゃめちゃワクワク、テンションが上がる状態は何か」

 

まずはこうした「理想」を描き切ることが大事です。

 

やり方は、想像しきった後にいくらでも考えればいいんです。

 

まだやってないわけですから、最初から妥協する必要はありません。

 

 

想像できることは実現できるとよく言います。

でも、裏を返すと想像できないことは実現しないとも言えます。

実現の第一歩は、想像することなんです。

 

 

そうは言っても、大人はすぐに新しい考えを否定するクセがついています。

今まで痛い目をたくさん見てきたので、これ以上痛い目に遭わないよう変化にブレーキがかかっているんです。

 

特に人目気にしいさんは、そんな無謀なことを考える自分に対して、人がどう思うかを考えてしまいます。

それはもう、克明に。

 

「そんなこと、できるわけないじゃん。思い上がるなよ。」

 

そう言われるに違いない、と考えます。

 

 

実はこの「人がどう思うか」というのは、要は「自分がそう思っている」わけです。

 

だって、実際にはまだ実行もされていないどころか誰でもない自分にしか話していないわけですから。

 

人の目は自分の目なんです。

 

 

私は、この自分の中にいる否定的な自分のことを、「自己否定くん」と名付けました。

 

イメージとしてはけっこう大きくて中学生くらい。

”ませガキ”で、ひねた見方をします。

 

対して、心の中にはもう一人、無邪気にやりたいことをやりたい!と言っている「本音ちゃん」も住んでいます。

この子は小さくて、5歳くらい。

 

 

あなたの心の中では、本音ちゃんが「やりたい!」「ほしい!」と言うことに対して、自己否定くんが「バーカ」と言っている、そんな会話が繰り返されています。

 

最初に「理想」の想像をふくらませていく段階では、本音ちゃんにクレヨンを渡して自由に絵を描かせてあげることが大事です。

そのとき、自己否定くんが口を挟むと、本音ちゃんはおびえて自由に絵が描けなくなってしまいます。

最初はなるべく自己否定くんに黙っておいてもらう必要があります。

 

 

では、どうしたら自己否定くんをたしなめることができるんでしょうか?

 

そのためには、まず自分の心の中の否定的な会話をキャッチする必要があります。

 

 

あなたは、仕事で理不尽なクレームを受けた経験はありませんか?

お客様と接する仕事は特に、明らかにこちらに非がないのに、一方的に激しい言葉でまくしたてられるような場合もありますよね。

 

そんなとき、言葉では「はい、はい、申し訳ありません」

なんて言いながら、心の中では

 

「おーなんか言ってる言ってる」

 

そんな風に、不思議なくらい冷静にクレーマーを観察した経験のある方も多いのではないでしょうか。

 

その感覚で、自分の自己否定くんの言葉を観察するといいんです。

 

 

何かやりたいと思ったとき、

 

「そんなの無理に決まってるだろうが!お前はアホか?」

「偉そうに、自分を何様だと思ってんだよ!」

 

こんな声が頭から聞こえてきたら、

 

「おー、なんか言ってるなー」

 

そんな風に、冷静に観察する自分をイメージしてください。

 

心理学では、自分の思考を認知するこの能力のことを、「メタ認知」と言います。

 

この力を高めると、自分に対する評価を、第三者がするように客観的にできるようになります。

そうすれば、偏った思考にふり回されずにすむようになります。

まだ誰も言っていないのに、「~と言われるに違いない」などと確信したりしなくなります。

ただただ、「あー、自分はこんな風に考えているんだな~」と思えるようになります。

 

 

いかがでしょうか?

せっかく生まれたんだから、やりたいと思うことにはなるべく取り組めるような人生にしていきましょう。

 

 

人目気にしいさんのコーチングでは、

 

無用に否定的になっている自分に気付いたり、

理想の状態を描き切ったりするのをお手伝いします。

 

それによって、やりたいことに軽やかに取り組んでいける自分になります。

 

体験セッションも受け付けていますので(下記)、ご興味のある方はぜひ!

 

 

◇◆オープンハートクエスチョン◆◇

あなたは、どんなことが実現すると最高にハッピーですか?

 

 

 

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オンワードミッション川崎 代表/ライフコーチワールド(R)認定ライフコーチ/人目気にしいさん専門起業コーチ 1989年福岡県生まれ。お茶の水女子大学文教育学部(社会学)卒業後、一部上場の証券会社で営業を経験するも、長時間労働と成績不振で精神的に自分を追いつめ退職。当時の自分を救いたい一心で心理学を勉強するうちにコーチングと出会い、2017年にライフコーチとして起業。現在、スモールビジネス立ち上げ期の自信や覚悟を支えるパーソナルコーチとして活動。半年以上継続したクライアントには、現在全国を回る講演家や経営コンサル等がいる。メディア掲載実績:『PHPスペシャル』2018年4月号・特集「「気にしない」自分になれるヒント」にてインタビュー記事掲載。

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