変化していくとき周囲の厳しい目にさらされて「自分は何か間違っているのではないか」と感じたら

2016.11.19 (土)

 

今までの自分から変わろうと思って、新しい一歩を踏み出した。

でもそれに対する相手の反応を見て、すぐに自分のやりたいことを引っ込めたくなった。

そんな経験はありませんか?

 

これまで周囲の期待に一生懸命応えてきた人は、自分の道を生き始めたときに自分を「何か間違っている」とか「おかしくなったんじゃないか」と思うことがあります。

大丈夫、もしそれが真剣に自分の声を聞いた結果であるなら、何も間違ってなどいません。

でもこんなとき一体何が起こっているのでしょうか。

 

たとえば、あなたがこれまで自分の時間を犠牲にしてまで家族に尽くしてきたのだとします。

でもあるときそれは自分の本意ではないと気づいて、家族との約束を断って自分の時間を優先することにしました。

すると、これまであなたに約束を最優先にしてもらうのが当たり前と思っていた家族は困惑します。

あなたが自分の時間を優先することに腹を立てて、非難するかもしれません。

 

「あなたは自分のことしか考えていない」

「私たちの気持ちも考えてよ」

 

すると、たちまちあなたは「自分は自己中心的なのかもしれない。何か間違ったことをしているのではないか。」という風に感じてしまいます。

でも、第三者的な目線から見て、この人は何かが間違っているのでしょうか?

 

本来人間は自分の命である時間を、自分で選択して自由に使える権利を持っています。

でもこれまで人の期待に沿って生きてきた人というのは、その権利を無条件で他の人に渡してしまっているんですね。

他の人にとってはあなたの時間を使うことはいわば既得権益となっているので、できれば手放したくありません。

だから、あなたに罪悪感を味わわせるようなことを言ったりしたりして、あなたが変わろうとするのを止めてしまうのです。

ちなみにここでは「時間」としましたが、「精神的なエネルギー」についても同様のことが言えます。

これはほとんど意識せずついついやってしまうことなので、止めようとしてくる人たちを責める必要もありません。

どうすればいいかというと、放っておけばいいんです。

言わせておけばいいんです。

しばらくするとあっちが新しいあなたに慣れて、合わせてくれるようになります。

 

もし自分は何かが間違っているんじゃないかと感じたときは、誰のどんな言葉をきっかけにしてそう感じたのか考えてみてください。

自分がこうありたいと思うことに忠実でいることは間違ってなどいないはずです。大丈夫(^^)

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オンワードミッション川崎 代表/ライフコーチワールド(R)認定ライフコーチ/人目気にしいさん専門起業コーチ 1989年福岡県生まれ。お茶の水女子大学文教育学部(社会学)卒業後、一部上場の証券会社で営業を経験するも、長時間労働と成績不振で精神的に自分を追いつめ退職。当時の自分を救いたい一心で心理学を勉強するうちにコーチングと出会い、2017年にライフコーチとして起業。現在、スモールビジネス立ち上げ期の自信や覚悟を支えるパーソナルコーチとして活動。半年以上継続したクライアントには、現在全国を回る講演家や経営コンサル等がいる。メディア掲載実績:『PHPスペシャル』2018年4月号・特集「「気にしない」自分になれるヒント」にてインタビュー記事掲載。

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