起業に必要な「伝える力」が倍増する―100話すより1つの言葉で打ち抜く

今日は、起業家にとって非常に重要な言葉の力について。今日、日本テレビの「メレンゲの気持ち」に俳優の竹内涼真さんが出ていました。本当は今日はあまり時間がなかったのですが、かっこよくて思わず…しっかり見てしまいましたw
最近一気にブレイクしている竹内さんですが、その要因はルックスだけではないのだなと感じました。結婚願望について聞かれると、「結婚はしたいけど、当分できないでしょうね…。女性のファンが減っちゃうから。」仲良しの弟が芸能界デビューするのではとの話題には、「僕の方がかっこいい(笑)」。
なんというか、一つ一つ話す言葉が本当に自然で、見栄や虚勢がなくて。見ていてスッと入ってくるんですよね。俳優さんのよくある通り一遍ではなく、自分の言葉で話しているのがすごいなあと…素直に尊敬しました。
自分の言葉で話すことの威力
言葉の力と言えば、先月の甲子園開会式での清宮選手の宣誓も話題になりましたね。「宣誓、私たちは野球を愛しています」という言葉は、6月に亡くなった小林麻央さんの最期の言葉から影響を受けているのだとか。そう、小林麻央さんも、強大な言葉のパワーを持った方でした。
そして、その清宮選手も言葉の力をとても大事にしている一人。父の克幸さん(ラグビートップリーグヤマハ発動機ジュビロ監督)から、「伝える言葉の力を意識すること」、「自分の言葉で伝えること」の重要性についてしっかりと教育を受けてきたのだそうです。竹内さんも小林さんも清宮選手も、自分の言葉で話しているからこそ、聞いている人にあんなに強力に届くんですよね。
本当に伝えたいことには特に熱をこめて話す
私も最近、言葉の力を特に意識するようにしています。なるべく自分の言葉で話す。本当に伝えたいことには、特に熱をこめて話す。普通に話すよりもエネルギーが必要だし、自分の言葉を見つけるのには少し時間がかかることもあります。
でも、普通の言葉を100並べるよりも、心の底からの言葉を1つ言う方が速く強く相手に伝わるのは間違いありません。効率的にも、その方が理にかなっているようなのです。そうはいっても、ついつい見栄を張って心にもないことを言ってしまったりすると思います。
その場合、まずは自分の話している言葉の嘘に敏感になるところから始めればいいのかもなあと思います。それがクセになってしまっていると、気づかないうちに思ってもないことをたくさん話していることもあるかもしれません。何事も気づけば変わっていく。まずはそんな状態になっていないか?自分がいま話している言葉はどうか?そのあたりに意識を向けてみてはいかがでしょうか。
Open Heart Question
心の底から伝えたいことは何ですか?
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