集中するべき行動を見極めると進む速度がぐんと上がる

2016.11.14 (月)

 

ある集まりに参加して、帰ってくるとなぜかぐったり…。

しかも思えば毎回毎回、あの集まりに参加すると疲れてしまう。

元気やパワーをもらうどころか、自分がどうでもいいちっぽけな存在に思えてくる。

そんな経験はありませんか?

 

行動することは大事です。

でも、行動するのにはエネルギーを要します。

もしこのようなエネルギーを吸い取られる場に参加しているとしたら、それはあなたの大事なエネルギーを振り向けるに値する場なのかを考えたほうがいいかもしれません。

そうでなければ、自分にとって本当に大事で集中するべき行動に十分な力をかけられなくなる可能性があります。

 

私は昔、「上司や先輩やお客様に飲み会に誘われたら、必ず参加しなければいけない」という価値観を持っていました。

そうすることで仕事のノウハウや社内事情など、会社で生きていくために必要な情報が得られると思っていたからです。

実際飲み会に参加することで、ある程度はそうしたメリットを受けることができました。

でも今考えると、それ以上に吸い取られるエネルギーの方が大きかったように思います。

 

大量にお酒を飲んで睡眠時間が極端に少なくなることで、体力的にとられるエネルギーは甚大なものでした。

それだけでなく、仕事への誇りの感じられない愚痴を延々と聞かされることや、性的なからかいを笑顔でかわすことなど精神的な消耗も激しかったのです。

 

当時、私が本当にエネルギーを集中しなければならなかった行動は、社外の人とたくさん知り合って視野を広げることや、仕事の専門知識を磨くことなど他にいくらでもありました。

当時の私は、もしかしたら本当にやらなければならないことから逃げていたのかもしれません。

 

行動するには、元となるエネルギーが必要です。

あなたにエネルギーを与えてくれるような関係性は誰との関係でしょうか。

逆に、ぐったりと疲れさせられる関係性はなんでしょう。

しっかりと養分を補いながら、本当に集中すべき行動に力をかけることができれば、あなたの速度はさらに上がるはずです。

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オンワードミッション川崎 代表/ライフコーチワールド(R)認定ライフコーチ/人目気にしいさん専門起業コーチ 1989年福岡県生まれ。お茶の水女子大学文教育学部(社会学)卒業後、一部上場の証券会社で営業を経験するも、長時間労働と成績不振で精神的に自分を追いつめ退職。当時の自分を救いたい一心で心理学を勉強するうちにコーチングと出会い、2017年にライフコーチとして起業。現在、スモールビジネス立ち上げ期の自信や覚悟を支えるパーソナルコーチとして活動。半年以上継続したクライアントには、現在全国を回る講演家や経営コンサル等がいる。メディア掲載実績:『PHPスペシャル』2018年4月号・特集「「気にしない」自分になれるヒント」にてインタビュー記事掲載。

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