「いつかは起業」何年も座学を続けてしまう人が今すぐやるべき”あること”

民間のスクールに通ってやりたい仕事の知識や技術を学び、資格も取得。満を持して事業を立ち上げるタイミングと思いきや…。そこから実践に移らず何年も座学を続け、「いつかは起業したいな…」などと言ってしまうパターン。あるあるです。この状況を変えたいなら今すぐにあることをする必要があります。一体それは…?
何年も起業準備中の人が抱きやすい”恐れ”のまとめ
十分な知識と技術を備えながら、なかなか起業を実行せずに何年も過ぎてしまうケース。これは本当に多いです。まず、その背景によくある主な恐れの内容をまとめてみました。
1.今まで得たものが失われてしまうかも
これは、年齢を重ねた方ほど抱きやすい恐れなのかもしれません。これまで何十年も会社に勤め築きあげてきた、仕事における地位と居場所。これを捨てるのは非常に勇気のいることです。
また、必ずしも周囲が理解を示してくれる場合ばかりではなく、温かい家族や友人との関係を手放さなければいけなくなるかもしれないという恐怖におそわれます。
2.まだ知識や技術が十分でない
「まだ人様に提供できるレベルではない」という恐れです。でも、そもそも知識や技術が十分になることってあるのでしょうか?先日「永世七冠」を達成した将棋の羽生善治竜王でも、「将棋そのものを本質的にわかっているかというと、まだまだ何もわかっていない」とコメントしているくらいです。
たしかに、お客様に提供する最低限のレベルというものはありますし、磨いていかなければいけないのは当然です。しかし、もうこれまでにも勉強してきましたよね。十分になるのを待っていたら、いつまでもそのときは来ません。
3.お金をいただくのは気が引ける
長年会社員をしていると陥りがちな恐れです。心のどこかで「お金を稼ぐ=悪」のような感覚があり、事業としてお代をいただくことを想像するとためらってしまいます。
でも考えてみてください。お金を給料として会社からもらうのはOKなのに、事業としてお客様からいただくのはNGって、おかしな話ではないですか?
あなたに今必要なのは、決めること。
こんな状況を脱したいと本当に思っているのなら、何はともあれまずは「決める」ことです。たとえば、「いつか…」と言うなら何年何月何日なのか?
また、「まだ人様に提供できるレベルではない」と言うなら、何が達成されればそのレベルに達したと判断できるのか?それぞれ明確に決める必要があります。
期限や達成すべき事柄が決まっていれば、「今の仕事が忙しくて準備が進まない…」などと言い訳することはできなくなります。そうではなく、「準備の時間を作るにはどうするか?」という発想に自然と変わっていくはずです。
そもそも本当に起業したいのか自分に問いかける
そしてもっとも重要と言えるのが、そもそも「起業するのか、しないのか?」そこをはっきりさせることです。起業は目的ではなく手段。あなたが人生で本当に求めているものは、もしかしたら起業の先にはないのかもしれません。
さて、あなたは人生に何を求めていますか?ここが明確にならない限り、その先のことは決められないはずなのです。やはり起業の先にあるのであれば、より一層ぼやぼやしている場合ではありません。すぐに動き始めましょう。
いかがでしょうか?「人目気にしいさん起業」では、このような普段はついつい後回しになりがちな、人生についての本質的に考える時間を提供しています。
「起業したい!」と明確に考えている方だけでなく、「本当に起業する必要があるのかな?」と迷っている方のご相談もぜひお待ちしております。
Open Heart Question
どんな条件がそろったら実行できますか?
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