”脳の移植”を通じて「人の目を気にせず自由に生きる人」の思考パターンを自分のものにする
ついつい人の期待に沿って生きてしまう。そんな今の自分を変えたいと思ったら何から始めればいいでしょう?
いろいろな方法があると思いますが、重要なのはどの方法を用いたとしても、「心の持ち方や、世界をどう見るかという物の見方を変える」必要があるということです。
しかし、心の持ち方や物の見方というのは一朝一夕で変えることは難しいです。
だから私は、繰り返しチェックしトレーニングしていくことが非常に重要と考えています。
それでは、人の目を気にせずに自分がやりたいことを思いっきりやるための思考パターンを身につけるためにはどうすればいいのでしょうか。
私は読書を通して、人の目を気にせず生きている人の脳をそのまま自分に移植してしまうのが有効だと考えています。
私は読書が好きです。常にカバンには2冊ずつ本が入っていて、同時に読んでいます(笑)。
先日機会があって数えてみたら、この1年半で100冊以上の本を読んでいました。
1カ月に5冊以上読んでいる計算なので、我ながらまあまあ読んだなと思いました。
そんな私も、昔はまったく本を読まない人でした。本を読まないことにコンプレックスを感じていたこともあるくらいです。
なぜ読むようになったかというと、本を読むことは自分以外の人の人生を疑似的に生きられるとてもエキサイティングな体験だと分かったからです。
その人の思考パターン—人生の岐路でどんな考え方や物の見方に基づいて選択をしているのか。
そしてその結果どんな出来事が起こるのか。
本来その人でなければできない経験をその人の視点から追体験することは、まさに「脳の移植」だと感じます。
本を読むことによって、いつしかその人の思考パターンを自分のものにすることができます。
たとえば、人の目なんて気にせず自分の正直な気持ちに従って生きている人の本を私はよく好んで読みます。
岡本太郎の『自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間”を捨てられるか』(青春文庫)とかは特に強烈な印象でしたね…( ;∀;)
もちろん一度読んだだけでは自分をすぐに変えるところまでは難しいと思います。
それでも、たとえば朝の通勤時間に少し読んで、気分をその著者のモードにして一日を過ごしてみる。
その次の日も、その次の日も…。こうしていくと、やがて意識しなくてもその人の思考パターンを使いこなせるようになってきます。
何度も読み返すことができる点で、本は心のトレーニングにとても有効なツールの一つだと感じます。
いかがでしょうか。すでに普段から本を読んでいるという方でも、そうした視点から読んでみるとまた違った発見があるのではないでしょうか。
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