以前は楽しかった練習がおっくうになってきたら
人目気にしいさんのコーチ、鶴澤翔子です。
以前は下手でも地道に楽しく練習できていたのに、だんだん練習がおっくうになってきた…という経験はありませんか?
楽しくできないと、気持ちが乗らないので良いものもできませんし、
集中できていないから練習の質も低くなってしまいますよね。
何より、プロとして毎日取り組まざるを得ない練習が楽しくなかったら、
何のためにやっているのか?だんだん分からなくなって辞めたくなってしまうかもしれません。
今回は、以前は地道に楽しく取り組めていた練習へのモチベーションが下がってしまったとき、
心の中で何が起こっているのか?
どうすれば抜け出せるか?を考えます。
こうした状態に陥ったときあなたの心の中で起こったことは、おそらく「基準が上がった」ということです。
最初はダメで、下手で、できない自分が前提となる基準だった。
上手くできなくても、
「だって当たり前じゃん。できないんだから練習してるんだもん♪」
と軽やかに考えられていたのではないでしょうか?
しかし、レベルが上がって、上手くできたときを体験すると、
上手くできた自分が基準となってしまいます。
すると、できなかったときに「本当はできるはずの自分」とのギャップに嫌気がさしてしまうのです。
では、どうすればこの状態から抜け出せるのでしょう?
そのためには、「できないときとできるとき両方ある自分」という
現在のありのままの状態をただ感じてみるようにしてください。
そもそも、何のために練習しているんでしたっけ。
上手くなるためですよね。
上手くできないから練習しているんですよね。
できないときこそ、向上のヒントがたくさん散らばっています。
できると思うと、それが見えなくなります。
「できる」という良い気分に浸ることと、
居心地が悪いながらも次につながるヒントを拾うこと。
今のあなたにとってどちらが役に立つ見方でしょうか?
◇◆オープンハートクエスチョン◆◇
もし自分のみぞおちのあたりにあなたの技術のレベルを自在に操れるバーがついていたとしたら、
①今どのレベルに設定されていますか?
②実際の自分と比べてどうですか?
③高すぎると感じたら、バーを下げるイメージを作ってみましょう。どんな感じがしますか?
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